FX 基礎ノート 4 かんたんにマルチタイムフレーム分析する方法
最近はスマホトレーダーが増えていてMTFでの分析が疎かになり負けるって事がまあまあアリガチなので今回ノートにしておきます。
今回も基礎ノートで初心者用です。
スマホを使って1画面でチャートを見ていると狭くて、いわゆる木を見て森を見ず状態になりがちです。
小さいトレンドで仕掛けてしまって大きいトレンド見れていず全く見当違いのポジションを持ってしまって困った事無いですか?
キチンと時間足切り替えて小さいスマホの画面で毎回確認、分析してやっていって上手くいってるよという方にこの記事は必要ありません。
そうなんだ、ついうっかり忙しくて短い時間軸に気をとられて大きい時間軸みてたらもっと大きく獲れてたのに!っていう方に今回のノートです。
あくまでMTF(マルチタイムフレーム)のチェックが一画面でできるよっていう初心者用のシンプルなアイディアです。
さらに補足すると擬似的マルチタイム移動平均線という感じです。
ややこしいな・・・という程では無いので少しお聞きください。
ではチャート分析で単純移動平均線20をいつも表示させるという軸を持っているとしましょう。
チャート画像を用いて考え方から説明します、
大事なので考えて整理しながら進めてください。
米ドル円、1時間足に20SMAを表示させています。
次に4時間足に20SMAを表示させてみます。
さらにピンクの四角で右肩上がりの20SMAを越えて上がっていくローソク足をザッと囲ってみました。
次に四角はそのままで1時間足に戻します。
このようになります。ローソクが移動平均線跨ぐ回数が増えてますよね?
大きいトレンドを獲りにくそうな表示になってしまっているのです。
トレンドの獲り方はもちろん移動平均線を使う方法だけでは無いのですが今回はMTFを手軽にチェックする事が趣旨ですのでその辺りのお話は割愛します。
ここまでお読みいただき、
「ホウなるほど!じゃあ両方の20SMAを1枚のチャートに表示させれたら良いのでは?」
そうです!今回はそれです!
1時間足のチャートに1時間足の20SMAと4時間足の20SMAを表示させる。
MT4でカスタムインジケーターなんか自作やダウンロードしてる方ならご存知だと思いますが、本当のそういった移動平均を表示もできますがスマホで手軽にとはいかないので私が今回お話するのはあくまで擬似的な異なった時間足の移動平均線を表示させるという事です。
別に1時間足でなくでも組み合わせはご自由にお考えいただけます。
1時間足チャートにオレンジのMA追加しました、擬似的4時間足20MA。
いかがですか?
4時間足は1時間足の4倍なので、20MAも4倍して80MAを追加しました。
オレンジは1時間足の80MAであり、
4時間足の擬似的20MAです。
なぜ擬似的かと言うと終値で数える移動平均線ですので、
足が違うとカウント数が違うので厳密には同じになりません。
ただ大局を見るという事にそういった細かい点に拘る必要は無いです。
今回のノートの趣旨は忙しい方がスマホのみでも大局を見失わないためにという事です。この組み合わせや移動平均線だけでトレードをする事を推奨するわけではございませんのでよろしくお願いします。
他の時間足の組み合わせでも考え方は同じです。
日足と週足でも。
1時間足と4時間足と日足と3つの時間軸を1つのチャートに表示させても、色々検証してお気に入りのパターンを使い込んで磨くと良いです。
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