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<大塚家具騒動>と<支配欲>と<共依存>

IDC大塚家具の前代未聞の長渕剛流「親子ゲーム」、結果は、家具屋姫こと大塚久美子代表取締役社長に軍配が上がったようです。

お疲れ様でした。

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この騒動、周りからは相当滑稽に見えると思います。まあ、会長だった大塚勝久氏の言動等、余りに滑稽に思えるのでしょう。大塚勝久氏、大塚家具の設立の際、勝久氏の親の母屋を取るような行動もとってらっしゃるようなのですよね(注: 伝聞です)。・・・さて、そこで、仮説・・・。

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大塚久美子社長の母親が株主総会に登壇し、「(大塚久美子社長に経営)できるとは思いません」と主張して、勝久氏を擁護したのだそうです。この、「擁護の仕方」は、<enabler>(イネーブラー)と呼ばれるある種の人間の行動にソックリです。さて、enabler(イネーブラー)とは何でしょうか。それは、「アルコール依存症の患者を陰で支える共依存の人間」です。


例えば、「私が居なければ、貴方はダメになる」と言う様な<正義感>に燃え、燃えながらも、依存症の原因となるようなものを排除した場合「見捨てられる」可能性があるのでそれを恐れて、知らず知らずに、依存症の原因をまた作り出してしまう様な人。アルコール依存症の人には、「断酒」しかありませんが、「お酒も飲めない人生もアレよねえ」などと言って、アルコール依存症の患者の社会復帰を阻害する行動に出てしまうような人、です。例えば、アルコール依存症であれば、本来、飲酒で生じる不始末を本人に変わって謝罪/尻拭いをしたりするような家族など。例えば、子どもが引きこもりとなってしまっている母親が、自らの「よい母をやっている」という評価を高めたいと言う欲求に負けて、子どもを引きこもりから出そうとして、却って、子どもの人生を悪化させている場合などもあります。

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