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上司に「辞めます」と告げた日からちょうど1年

今日は記念日。
1年前に上司に「辞めます」と退職届を渡した日。
自分の人生が大きく変わった日。
自分の周りの人生も少なからず変わるきっかけとなった日。

あの日のことは覚えている。
夜に上司を珍しく別室に呼び込んだ。
おいおいなになに?というような目をしている上司。
椅子に座り開口一番。

「辞めさせてください。」
上司
「え?まじ?うわーまじか。なにもう決まってんの?」

「はい、決まってます。10月からです。これは退職届です。」
上司
「うわー、まじか。金曜日に渡さないでくれよ。一旦預かります」
「人の人生だから何も言えないけど、相談して欲しかったな。」
「今後色々考えていたんだよ。」

「そうですか。申し訳ないです。」
上司
「まあおれも転職してこの会社に入ってきた身だし、会社を変わりたいというのは
人によるから否定はしない。ただ、相談して欲しかった。」

「申し訳ないです。」

とまあこんな形で約30分話しただろうか。
別室を後にした。
まだ事務所に残っていた後輩2名は何かを察知してだまっていた。

この日から俺の退職までのカウントダウンが始まり、始まると同時に周りにも少なからず影響を与えることとなった。

この日から1年。
すごく大昔のような気がする。
それは、転職してからの日々が濃厚だったからだろう。
仕事はまったくの業界違いで日々勉強だし。
心を許していた同期も4月で辞めたし。
その同期の辞める原因である、サイコパス上司が俺の近くに転勤してきたし。
前職の後輩も転職したし。
前職の同期は俺が抜けたせいで転勤になったし。
まあ、いろんなことがあったな。

これからもいろんなことがあるだろう。
そして、過去の記憶はどんどん薄くなっていくだろう。
だけど、1年前の退職を告げた日のことは忘れないと思う。

そこで1年経った上で上司に謝りたい。

「金曜日に退職告げて、最悪の土日にしてしまったこと、申し訳ありません」

もうないと思うけど、次退職を告げるときは月曜日にするかww

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