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一番説得力があるのは事実だ。

やっぱ1番説得力があるのは事実だと思う。
事実は誰がどう見ても納得できるものであるからだ。
営業の時に僕が心がけているのはとにかく事実を作ること。

僕はメーカーの営業だ。
なのでお客様=販売店さんと一緒にユーザ様へ同行して営業することがある。
ユーザ様に納得してもらうためにも、売りたい商品は、売れている商品だと思ってもらう必要がある。
ただそこに至るまでのことが1番大事じゃないかと思う。
僕たちはいきなりユーザ様のところに来て説明することができない。
間に入っている販売店様のお客様を通さないと商品をお届けすることができない。
なので1番大事なのは間に入っている販売店さんに
「これは売れる」と思わせることが大事だ。
僕はそれを一番心がけている。

「これは売れる」と思わせるためには納得してもらう必要がある。
人は思いを言われるよりも、事実の方が納得度が高くなると思う。

うちの会社のも良いいるが、
自分の主観で「これは売れるんです」「これは売れるんです」言う人。
本人は売れると言うことがわかっていてもその売れると言うことを同じレベルで相手に伝えることは難しい。
頭の中をそっくり入れ替えることができるのであれば別だが、そんなことができないので、どうやって伝えるかを考え納得してもらう必要がある。
頭の中は共有できないが、事実は誰がどう見ても同じ事実なので共有することができる。
「りんごが100個売れました」これを「みかんが100個売れました」と捉える人はいないと思う。
そう、事実は1つしかない
これをいかに販売店様に伝えるかということを僕は心がけている。

僕は、販売店様の営業のまずは年下の入社歴が浅い人に接触することが多い。
これはなぜかと言うと入社歴が浅い人たちは先入観が少なくいろいろな経験を積みたいという考えも持っている。
それにそれの上司たちはそういった営業活動を通して営業として成長できる1つの大きく言えば研修のような感覚で捉えてもらう場合もある。
そうなると事実がまだ未確定のものでも若い営業の方々にと同行してものを売ることによって、それがその会社内で〇〇商品が売れるという事実になるのである。

とにかく何でもいいから事実を作ってそれを少しずつ少しずつ
「ハードルが高いものを超えるための踏み台」にしていく。
言い方は悪いが若い営業の方々は僕にとっては踏み台である。
入社1年目や入社2年目の方々を見つけると一緒に行動しそしてこれを売ることであなたの「会社の中での位置」も少し良くなるんじゃないかなと言うような観点から説き伏せて一緒に売る。
それを見ている人たちは、まずこれは売れる商品なんだと理解する。
それともう一つ。
こんな若い奴にも売れる商品なんだと認識する。
=俺たちにも売れるな。
さらに飛躍させて、「俺が売れないとダサいな」
こうなったらこっちももんだ。
やっぱ人間なのでプライドある。
そこをくすぐり、プライドを保つためのものに自分の売りたい商品がなれば最高。

これが僕がいつもやっている方式だ。
だからとにかく若い社員の方を見つけると僕はとてもうれしい。
熟練されたすごい営業の方たちはやっぱり目利きもあるのでなかなかメリットがないと動かない。
そこを突っ込んでいくのは非常にかっこいいし、取れたときにすごい。
一見これが良さそうにとは思えるが、僕はそんな能力がない。
だから、弱小の人たちから接触していくようにしている。
とにかくとにかく事実を作る。
これが1番説得力を持ち、なおかつ勝ち筋を立てやすい方法だと思う。

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