ジュニア年代におけるトレーニング強度と試合の関係性(先週のTRMの経験から)


年末が近づくにつれ、少し時間に余裕が出来ましたので、投稿させていただきます。
今回は先週末に行われたTRMを経て、色んな気づきがありましたが、そのうちの1つを簡単にまとめました。
最後まで見ていただけたら幸いですm(_ _)m


先週末のTRMの結果と簡単な内容


自分はU10を担当していますが、先週末にTRMがありました。(県内でもTop3に入る強豪です→うちのチームもです笑)

結果は4本やって3勝1分け

内容はほぼこちらがボールを保持して、チャンスを作る展開が続きました。(ワンサイドゲームって感じですね)

攻撃はオンオフ共に判断が伴った部分が多く、切り替えも早い、守備も自分達がすべきことを瞬時に決断して球際を強く行ってプレーしてました。(内容を語ると長くなるので簡単にまとめましたm(_ _)m)


試合前のアップ


その試合前のアップを子ども達に任せました。(U11のリーグ戦も行われており、そちらのコーチングをしなければいけなかったため)

アップの目的やいつまでにどういう準備をしてほしいと伝えて、子ども達にアップを任せましたが、傍目で見ている限りは結構ひどいもんでした笑

内容は基礎練(二人組で行うインサイドボレーなど)、パスゴー、1vs1(2分位→ピッチ内でアップをしていたが、U11の試合が始まるためすぐに退かなければいけなかった)、マーカーを使ってステップワークをした後、U11の試合の後半中にストレッチをやりアップが終わりました。何じゃそりゃ?笑。全然上がってないじゃんと。これで果たして県内トップクラスの強豪と戦えるのかと思っていました・・・

U10の試合前に聞きました。
「試合に100%入れる準備は出来ているか?」
子ども達は元気良く「出来た!!」と答えます。(本当に出来たんか半信半疑でした笑)


過去のアップ後の試合の入りと今回のアップ後の試合の入りの違い


今までも何回か子ども達にアップを任せたことがありました。

しかし、毎回1本目の入りは良くない始末。(今回と同様にこちらから見て良いアップでは無かったので)
今回もきっとそういう風になるだろうと思いながら見てましたが・・・

前述した通り内容も結果も素晴らしかったです。
最後まで強度が高く、戦う姿勢を見せて、圧勝しました。


何でプレー強度が高かったのか??


仮説としては2つあります。
1つ目はまず子ども達がアップを自分達でやりきり、いつでも試合に入れるというメンタリティーを持って試合に臨めたこと。
今までは、子ども達はあまり良いアップが出来なかったと言っていましたが、今回は全員が良いアップができたと言っていました。

その結論に至ったのも大きかったんでしょうか??笑

2つ目は普段のトレーニングの強度です。

当然かもしれませんが、普段のトレーニングの強度が試合に出るのは当たり前ですよね。
最近のトレーニングの強度は満足がいくものでしたので、それが試合に出たんでしょう。

ただ、前までの自分はトレーニング強度という言葉は使うし、どういう意味かはわかるけど、本当の意味で(肌感覚で)、わかっていませんでした。


トレーニング強度って何??


よく言われるインテンシティーって言葉ですよね。
これってどういうのがあるのか?
今の自分の考えは(何の文献も参考にしていませんm(_ _)m)

フィジカル、タクティクス(考えてプレーする)、メンタルの3つだと思ってます

また、トレーニングが強度が高いかは人それぞれだと思いますが、自分の中では以下がトレーニングの高さを測る基準です。

①球際
②勝負にこだわる
③考えてプレーする
④アラートな状況を保てているか
⑤理不尽さとそれに適応できるか


もちろん技術の実行部分の質とかもありますが、土台はこの辺でしょう。

①〜③は何となく理解してもらえるかもしれませんので、④と⑤を簡単に説明しますと

④のアラートというのは例えば、スローインやファールなどので素早くリスタートしたり、切り替えが早ければチャンス(ピンチを防げる)なのにという状況がありますよね??
それらの状況で素早く準備でき、プレーが出来ることを自分はアラートであると定義しています。

⑤の理不尽さはどういうことなのか?というと、
例えば審判の誤審だったり、負けている状況やうまくいかない時間帯が続いたりすると、苦しい気持ちになりますよね。
あれを意図的に作り出しているんです。
この状況を作り出し、適応させるのが強度を高くさせる要因の1つだと思います。(どういう風に作っているかはまたいずれ説明できれば・・・)


結論


要するにアップがどんな形であれ、普段のトレーニングがそのまま試合に出るよってことです。

普段のトレーニングの強度が高ければ、試合の強度も高いでしょうし、その逆も然りです。

ただ、プレーの質の部分などは変わるでしょうね・・・(実際プレーの質はいつもより低い場面ば多かったです→特に1vs1の守備の対応の際のステップワークとか・・・)

全体通して、話すと簡単な内容なんですが、文字に起こすと難しいですね・・・

他にもたくさん気づきがあったのですが、書くと長くなりそうなのでこの辺で。

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