#THE CREATIVE ACADEMYの衝撃を通して企画とか色々改めて考えてみた。

テテマーチ株式会社の携帯ロストマスターことヤマダです。

いつもはこういう積極的な発信など人生の中でもしたことなかったのですが、
タイトルの通りThe Breakthrough Company GOの【#The Creative academy】に参加し、
色々企画の考え方など激しく衝撃・共感を受けた内容があったので
自分みたいなもんがと思いながら僭越ながら多くの人に伝えたいと思い筆を執りました、、、。

まず、【#The Creative academy】が何かというと、
某TV番組のプロデューサーやSNSで著名なライターさんやら、
総合代理店の敏腕クリエイティブディレクターの方など、
もうそれはそれは「いと尊し人達」の企画やらクリエイティブやら思考法やらのお話を色々聞ける素晴らしい企画だったのですが、

みなさん共通して言えてたのが、
それはもうメチャクチャお仕事楽しんでる感じだったんですよね。

生活が仕事というか、なにこれもはや血液が仕事という細胞で構成されてるんじゃない?というくらい、身体と仕事が一心同体状態でした。

これは別にワークライフバランスがうんぬんかんぬんとかではなく、好き嫌いの話で、

『あ、この人たちめっちゃ好きな趣味を人に話しているテンションと一緒だわこれは』

という感じですね。

まさに講義の中でも


『好きなものほど強いものはない』by 小西敏行さん(Pool代表)


と言われてました。
やはり好きが伝わってくる人の仕事は面白いなぁ、ということで、
そんなすごい人たちの話で私が首もげるほど共感した講義から自分の言葉で言語化した内容をお伝えできればと思います。



『0→1』なんて言葉はまやかし、全ては足し算掛け算

自分もSNSマーケティングの仕事をしてて
『なんかアイディア思いつかないかなぁ、、、』とぼーっとしてみたり、
『降りてこい、、!降りてこいよ企画の神様、、!』と祈祷してみたり、
のたうち回りながら企画書作っていて、
企画ができるかどうかは本当に神のみぞ知る状態だったんですが、
実はそうではないんですよね。

講義で話されていたのは、


『日常であった面白い事・出来事はメモしてる』by 岸田奈美さん(ライター)

『0→1を考えるのではなく、ラベルを張り替えたり、視点を変えることが独創的に見えたりする』by 鈴木おさむさん(放送作家、脚本家)

『日常的に小さい不満を見つけることを日課にする』by小西敏行さん(Pool代表)

『いろんなことを並行してやることによって、横展できるアイディアが生まれることがある。』by嶋浩一郎さん(博報堂ケトルCEO)

『歴史的コンテキストでアイディアを考える。』by古川裕也さん(電通エグゼグティブクリエイティブディレクター)


とのことでした。

要はアイディアとは既存のモノ・コトとかの種をかき集めて掛け合わせる。
その掛け合わせが
『面白い!』を生み出したり、
『初めて!』を生み出したり、
『ワクワクする!』を生み出すということを
上記の『いと尊し人達』がおっしゃっていました。

例えばSNSの事例で言うと、




画像1

結構SNSでバズっていたので見た方も多いかと思いますが、カルピスさんの事例ですね。
これは完全に
【透かし絵×ペットボトル=透かし絵をペットボトルの包装でやりました】という掛け合わせだと思います。

多分、透かし絵ペットボトルも多くの人たちが知っているはずだし見たことあるはずなんですよね。
でもアイディアとしては斬新で、Twitter上では『すごい!』『気づかなかった!』等々、多くの共感を呼んだと思います。


あとはこの事例も、

キャプチャ

これはこのツイートというよりは、このコミュニケーションの仕方自体を指しています。
Twitterやられている方であれば時々目にしたことがあると思うんですが、
SHARPさんのTwitterアカウントもすごく多くのファンと日々コミュニケーションされています。
このコミュニケーションも既存モノ・コトの掛け合わせだと思っていて、



【企業という固いイメージ×フランクなコミュニケーション=企業アカウントがフランクなコミュニケーションを行うという斬新なアカウント】


こういったコミュニケーション設計が人気の所以何ではないかなぁと思ったりもしました。



結論…

これら踏まえなので、自分の結論は

『独創的なのは神しか作れない、人類は大人しく温故知新でレッツトライ』

でした。まぁ、そうですよね。





では次は企画を考えるうえでの価値観や思考を色々伺った内容です。



広がりを生むのは可能性創造

もう何言ってるか自分でも分からないし、
なんのこっちゃ意味が分からんという感じなんですが、
要は従来(過去)のモノ・コトは非常に限定的なんですよね。

既に発生してしまった・起こってしまった・出来てしまった状態にあるので不変であるという感じです。

何をあたりまえのことを言ってるんやと思うんですが、実はこれは我々のビジネスの中で実績・事例などを重視する文化とかをそのまま指しているんですよね。
個人的には実績ばっか見られると「いや、企画内容見てくれよ、、、」と思ってしまいます。



それと比較すると、これから(未来)のモノ・コトはこれから変えられることの方が圧倒的に多い。

そして、将来のモノ・コトを作り出す仕事が今回は【クリエイティブディレクター】と定義しています。

何故この将来のモノ・コトを考えることが重要かというと、

この世の中には"言語化されていない・分類されていない欲望"
非常にたくさんあるからですね。
この欲望のおかげで、新しいワクワクするような事象(音楽・芸術・商品・スポーツ…などほぼ全て)が生まれ、それに共感する人が現れ、文化になっていくんですね。


実は講義ではこんな感じに話されてました。


『ビジネスは課題は1%、可能性は99%。可能性の方がはるかに大きく、可能性を自分でいかに大切に育てていくかが大事』by佐藤夏生さん(EVERYDAY IS THE DAY)

『価値が無いものの意味を生み出し、価値を創る』by三浦崇宏さん(株式会社GO代表)

『箱の外で考える。箱の外から学ぶ。外から箱の境界線を溶かす。』by龍崎翔子さん(株式会社L&Gグローバルビジネス代表)

『ホテルをホテルをとして捉えない。ライフスタイルを試着する場所。』by龍崎翔子さん(株式会社L&Gグローバルビジネス代表)


もうその通りですよね、、、。神々しい、、、。


それでは実際にこの見えない欲望によって文化が変わった事例を見てみましょう。




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これはappleのiPod発売時のCMです。
もう当時の自分(中学~高校生くらい)はかなり衝撃を受けて、
以降買っているイヤホンは白しかないです。

実はこのCMが出るまでは黒のイヤホンを使っている人が多かったと思うんですが、このCMから白のイヤホンを使う人が激増したらしいです。

これは、
『今までは音楽を聴くツールでしかなかったイヤホンを、オシャレとして使う』というイメージを大きく変えた稀有な例だと思っています。




とまぁ、こんな感じで非常に学びの多い講義ばかりで
日々の仕事の中で活かせたりとか考えていることが言語化されていくばかりで非常に有益な時間を毎週作ることが出来て非常に満足でした。
(疲れたのでここらへんで終わりです。)

主催のThe Breakthrough Company GOの方々ありがとうございました。

色々学びが出来て、以降コミュニケーションの領域で引き続き頑張っていきます。



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