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【スマイルポップコーン】


きょうセンバツ高校野球の出場校発表があり、沖縄県勢は11年ぶりとなる2校出場決定!! 秋の九州大会Vの沖縄尚学と準Vのエナジックスポーツ。

ラジオ沖縄からは杉原愛アナウンサーが沖尚へ、ぼくが名護のエナジックへ取材に伺いました。

2014年のセンバツ2校出場の際は沖尚と美里工業。その美里工を率いておられたのが現エナジック監督の神谷嘉宗先生。公立校で40年あまり指揮をとり、浦添商業・美里工業を甲子園出場に導きました。

野球だけでなく勉強や資格取得(美里工であれば電気工事士、エナジックでは情報処理技能検定など)も指導されています。定年を迎えられた時の寂しそうな表情がいまでも忘れられません。

高校野球が大好きで、一生懸命打ち込む選手たちへの深い愛情に取材でおじゃまするたびに心打たれる思いでしたので、エナジックの監督に招聘されてからの生き生きとしたお姿にぼくもとても嬉しく思っていました。

きょうも神谷先生は報道陣に交じって選手の皆さんの動画や写真を嬉しそうに撮っておられました。本当におめでとうございます!!\(^o^)/ 

ノーサイン野球がクローズアップされていますが、ぼくは神谷先生がおっしゃっていた”元気に笑顔で弾けて、どこに飛んでいくか分からない”「スマイルポップコーン」というフレーズがとても先生らしいと思いました。

そして報道陣からの創設3年での甲子園出場についての質問に、まず1期生として来てくれた選手や保護者の方々への感謝を口にされておられました。

去年夏の甲子園県大会は決勝まで進むも興南に惜敗。しかし1期生からは早くもプロ選手(龍山暖捕手 埼玉西武6位)が誕生しました。

それらも野球以前に、自ら考え行動できる人格形成をベースにされておられるからこそだし、神谷先生のもとで学びたいと駆けつけた生徒さんたちの成長の証だと感じます。

スマイルポップコーンで大舞台を楽しんで、さらにこれからの糧になることを祈っています。もちろん九州王者、沖尚のみなさんも!!

取材の帰りに県立北山高校駅伝部で都大路を沸かせ、大学駅伝でも活躍するランナーを育てた大城昭子先生に挨拶できました。

大城先生も長く公立校を指導し定年退任後エナジックスポーツに招聘され、この4月から本格的に監督業を再開されます。大城先生は笑顔の中に「私もやるぞ!!」というエネルギーがみなぎっていらっしゃる感じを受けました。キラキラされていました。(^-^)

「自分が何者であるのか」や「自信」を自分で考え、努力して手に入れる経験は何事にも代えがたい貴重な勉強だと感じます。高校スポーツを教育の一環として、公立校で長く教鞭をとられてきた神谷先生や大城先生のような指導者が、長く同じ学校で指導されることでどのような化学反応が起こるのかぼくも注目したいし学びたいと考えています。

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