吃音とカラオケ

こんにちは。

吃音とは言葉が出しにくい、または出せない状態(頭では言おうとしてます)のことで簡単に言うとそうなんですが、

ではカラオケとか歌ってどうなの?と思う人もいるかもしれないので、その点から自分の経験を綴ります。

自分ではカラオケには特に抵抗はなく、むしろ歌うのは気持ちよくて好きですし、カラオケも行きたい派です。

カラオケだと吃らないのはなぜか、と聞かれると、正直良く分かりません。

世間ではリズムやテンポを意識して話せば吃りにくい、という情報もありますが、

会話するときにこれらを意識しても吃るときは吃りますし、吃らないときは吃らないので

リズムやテンポの問題ではないように感じます。

個人的な意見では、「話す」ことと「歌う」ことは全く持って違うもの、ということです。

そもそも吃音は「話す」ときの障害であって、歌うときの障害ではありません。

吃音者の方は歌うのが好きな方、得意な方多いと思います。

ただ「セリフ」のようなものが多い歌は、僕は吃った経験があります。

アナと雪の女王の挿入歌である「トビラあけて」でしたか。

あの最後にセリフがあるのですが、女性と二人で歌っているときに最後の最後で吃ってしまい、変な空気が流れてしまいました。

咳き込んだふりをして、なんとかその場を逃れましたが、一瞬で空気がピリついたのを覚えています。

したがって、歌うときには吃らないがセリフがあると吃る、これが僕の知見です。

ラップもすらすら歌えますし。

では。