理解者はすぐそばに

こんにちは。

僕は吃音者で既婚者となります。家族を持っており、妻と子供が2人います。吃音者の中には、自分が吃音で子供も吃音という方もいますし、子供が吃音になってしまうのが心配だ、という方もいます。

僕の子供は今のところ吃音の症状は出ておりません。下の子はまだ生まれたばかりですのでまだわかりませんが、上の子に関しては吃音の気配がなくスラスラしゃべれているように思います。

何が言いたいかというと、子供は何となく親の吃音には気付いている、ということです。もちろん「きつおん」とか「どもる」とかっていう言葉の意味は分かりませんが、変なところで会話が途切れる、であったり、中々会話のリズムが噛み合わず返答がない、ということに気付いているということです。

以前も記事で書かせていただきましたが、吃音は家に帰っても相手がいる限り発生します。それが親であっても妻であっても子供であってもです。家族であれば少し吃音が和らぐ、という方もいらっしゃるのでしょうが、僕は完全に家族であろうが変わりません。

要は家族と一番人生で話す時間が長いわけですから、家族が1番僕の吃音に対して違和感があるわけですね。

この間妻の友達家族が泊まりに来たのですが、そのときにこんな出来事がありました。

僕の娘が僕のどもりのフォローをしてくれたのです。僕は昔からあ行が言いづらく、ほぼどもります。いつも通り僕があ行の言葉でつまづくと、娘のフォローがサッと入ったのです。

どうやら娘は、言いづらい言葉があって、何となく言ってる意味が分かるから、この言葉でつまづいたんだろう、というのが分かってます。

どうしても吃音は、第三者特に友達とか同僚とか上司とかを気にしすぎますが、1番分かっているのは家族でした。
そのとこにちょっと胸を撫で下ろしたというか、娘にだったらちゃんと吃音のことが伝えられると思ったのです。

誰かに聞いてもらう、打ち明ける。それは別に大人でも子供でもいいんだ。
必ず受け入れてくれる存在だからこそ、正直に言おうと決めた、この土日でした。

よい1日をお過ごし下さい。

では