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2000年ダイヤ改正での東北地方の変化

 昨日の記事と同じシリーズで今回は後半になります。今回は2000年ダイヤ改正での東北地方での変化を見て行きます。

 2000年3月に登場した新型車両は他にもE751系のスーパーはつかりがあります。時速130km/hで運転し所要時間が短縮されました。ただ登場から3年弱たった2002年の東北新幹線開業後は、運転区間を八戸~新青森間に短縮してつがるとして活躍を始めました。そして東北新幹線全線開通後は新青森~秋田間での運転に変わりましたが、この時4両運転に変わっています。更にその後つがるは本数削減されてしまいました。新幹線開業などに合わせて少しずつ運行区間や、列車編成を短縮していて寂しくなっている印象もあります。

 同じく東北地方では仙石線の仙台付近が地下化されました。これによりカーブが減少したことによる表定速度向上と踏切解消がおこなわれ、仙台駅より西側にあおば通駅を作ることで地下鉄との乗り換え利便性向上しました。仙台付近の地下化から15年。仙石線はまた大きく変わりました。2015年5月、仙石線の全線復旧を機に仙台東北ラインが開業。快速列車は東北線経由となりました。地下区間を含む従来の仙石線は普通列車だけの運転となりました。ちなみに仙台東北ラインの列車は東北線が交流、仙石線が直流のため、ハイブリッド気動車で運転しています。非電化区間も乗り入れられるので2016年に石巻線の女川までの直通運転が実現しました。

 
 E751系も仙石線地下区間ものちの新路線開業に合わせて役割を変えていますが、登場当時は地域の方に歓迎されたと思います。

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