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貨物駅のDX

この記事では貨物駅でのDXについて具体的に案を書いていきます。

トラックの貨物の詰め替えの自動化を


貨物駅での荷物詰め替えは時間も人手もかかります。このため長らく鉄道貨物はトラックに押され気味でした。ただしこの作業を自動化できれば鉄道貨物のコストは大幅に抑えられます。
基本的に一人の運転手で大量に荷物を運べるので貨物の詰め替えにかかる人数を減らせばむしろ全てをトラック運ぶより人手を減らす可能性があります。
このため貨物駅のDXをイメージ図を交えて動画で説明します。
文字で説明すると、トラックと貨物の荷物の詰め替えをするフォークリフトを自動化します。この際安全のためにフォークリフトが移動する空間は完全に人が入らないエリアにします。さらに安全性に追求するなら、フォークリフト稼働中はトラックの運転手には降りてもらいます。

できれば貨物列車同士の入れ替え作用も

できれば貨物列車同士の貨車の入れ替え作業も自動化したいです。現在は拠点となる貨物駅で入換機関車と呼ばれる機関車が貨車の入れ替えをしています。この入換機関車も無人運転できれば省人化につながります。入換車の運転範囲は貨物駅の中だけなので、一般人が入れないエリアだけでの稼働になります。ただし貨物駅の端が道路と干渉して踏切がある場合もあり、踏切がある貨物駅での入換機関車の自動運転は、通常の列車(鉄道用語的には本線での運転)と同じく実用化には安全対策がさらに必要となります。

実現に必要なこと


実現にはコンテナなどの荷物にICチップを導入する必要があるほか、貨車にもICチップが必要です。また自動運転用のシステム開発が必要で、フォークリフトと機関車を自動運転に対応できるように改造する必要があります。必要なことも多いですが効果も大きいと考えています。


以前の記事で人と離れた場所でこそDXをと書きました。貨物は荷物を運ぶ仕事で、お客様が企業であること(BtoB)が多いため関わる人が限定されており、DXを進めやすいと思っています。

(以下記事なし)

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