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山陰の旅① 大山登山

夏休み、山陰地方を中心に旅行をしてきました。その旅行記を3回にわけてお届けしようと思います。今回はその1回目です。

サンライズ出雲で米子へ

関東地方から山陰へはおそらく3つの代表的なルートがあると思います。
1つ目は飛行機利用。羽田空港からは鳥取、米子、出雲、石見空港にそれぞれ直行便が飛んでいます。なんといっても時間が速いのが飛行機利用の特徴です。特割などがうまく使える時期なら料金もそれなりに安くできるかもしれません。2つ目は新幹線+特急列車利用。山陽新幹線から特急列車に乗り換え中国山地を越えて山陰地方に至る方法。スーパーはくと、やくもといった電車が知られています。
今回利用したのは3つ目。東京出発の夜行列車「サンライズ出雲」です。東京駅を22時に出発。これまでは寝台料金のみで乗車できるノビノビ座席を利用してきましたが、今回は個室のソロに乗車します。

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(ソロは横になるのみで、他にはほとんどスペースはありません)
サンライズ号は四国行きのサンライズ瀬戸とサンライズ出雲が連結して運転。岡山駅で分かれます。今回の目的、米子駅に到着したのは9時過ぎ。

米子に到着後はレンタカーを借りて観光へ。この日は大山(だいせん)周辺の観光です。まずは桝水高原でリフトに乗って、標高900mの展望台へ。

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眼下に日本海まで見渡せる光景に。椅子やハンモックなどでくつろげるようなスペースになっています。下に降りてくると目の前には標高1,729mの大山が目の前に見えています。

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その後お昼を食べて(鳥取和牛のステーキ丼)、大山山麓を周遊。山好きな私にとっては、独立峰の大山は見てるだけでも楽しい場所です。植田正治の写真館は内部の展示とあわせて、大山が最も美しく見える場所で、見事な風景を見せてくれます。

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大山を周遊した後、一旦米子駅でレンタカーを返却して、ふたたび大山の山麓へ。夕食前に大山の地ビールを味わえるレストランへ向かいました。

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美味しいビールをたっぷりいただき、大山登山口近くのホテルでこの日は就寝します。

いざ、大山登山へ

翌朝、今回の旅行の大きな目的の一つ、大山登山に向かいます。標高761mの登山口から1710mの大山(弥山)山頂まで、片道約3時間の道のりです。

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登山口から見る大山山頂付近。ここまで登っていけるかな・・
登山道はかなり整備されているので危険なところはそれほどありません。しばらく登っていくと背後の景色が開けてきます。6合目まで登ってくると、はるか上に見えていた北壁がすぐ近くに見えてきます。

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後ろを振り返ると、開けた景色が広がってきます。米子市や中海などはもちろん、遠くは隠岐の島までその姿を見ることができます。この景色が本当に素晴らしかった!

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途中には花も咲いていて、疲れた心身をいたわってくれます。

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厳しい上り勾配を終えると、山頂付近は木道が整備されていて、ダイセンキャラボクの林が広がっています。写真からは感じにくいですが、かなりの強風でした。

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3時間半近くたって、ようやく山頂に到着!山頂付近はガスっていて展望はいまいちでしたが、とりあえず到達の達成感!

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ここからは下り。この山頂エリアは本当に風が強くて、吹き飛ばされそうでした。おかげで真夏でもそれほど暑さは感じませんでしたが。

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帰りも3時間弱かけて下山。達成感のある登山となりました。大山の登山口近くには大山寺・大神山神社奥宮があります。無事の登山のお礼を兼ねて参拝&見学します。大神山神社の本殿は日本最大級の権現造りで非常に大きくて立派な社殿です。

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大山を後に、この日は米子市内に宿泊。翌日、今回の旅行の1番の目的地、隠岐の島へ向かいます。(続く)

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