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#182 ゆがみツールを使って質感アップ


虫モチーフのメカ生命体を描きました。
虫と言っても特定の虫がモチーフではなく、自分の中の虫のイメージを抽出した感じです。
使用したソフトはCLIP STUDIOです。

一応ピンクの丸い部分が目で指がついているのが前足、後方にある先端が赤紫の部分が後ろ足のつもりで描きました。
今見てみると目の間にある三角が口、二つ飛び出ている突起が足でめちゃくちゃ腕がでかい、というバランスとしても見える気がしました。
でも腕が長過ぎてもバランスが悪い気がしたので小さい本体がアーマー着ているという解釈が一番いい感じな気がしました。

今回も気になった部分があったので加筆しました。


10月4日初期完成版

一旦描き終えた時はこんな感じでした。
腕の部分に艶入れたいなと思って加筆することにしました。
あと腕の関節も輪っかが連なっている感じに見えるようにしたいと思いました。


初期完成版は太い線で主線を描いていましたが輪郭がはっきりしないと思い輪郭がはっきりするように明るい色で形をくっきりさせました。


金属の質感を出したいと思い画像を統合した後にゆがみツールを使って全体的にぐにゃぐにゃと色を混ぜました。
手で描くには手間がかかる絶妙なゆがみがすぐに出せてとても便利です。
普段からゆがみツールを活用して自分の武器にしていきたい。


初期の段階より全体的に明るい印象になっていて、初期の輪郭付近が暗い感じは好きだったので形に沿うように乗算で色を乗せて初期の印象に近付けました。
本体だけを描き込んでいて炎の部分にはノータッチだったので炎にも手をつけ始めました。


炎に勢いをつけました。
炎はもっと研究してほとばしる感じにしたいです。
背景を少し薄暗くした方が映える気がしたので背景色を変更しました。
背景色を変えたことで輪郭線が細い部分が見えてきたのでバランス調整をして完成です。


毎回思うことなのですが、加筆してみるとクオリティは上がった気はするけど初期のシンプルな仕上げにも良さはあると感じます。
加筆修正版はクオリティをアップできたし理想の描き込みに近づいたので満足です。

noteにイラストをアップするたびにほぼ毎回加筆しています。
つまり最初に描いた時は下地を塗ったくらいの段階で一旦完成にしているととも言えてしまうのかなと思います。
加筆後のクオリティを最初に描いた時点で出せるようになりたいです。
でも、少し時間が空いて、その期間にレベルアップしたんだ、ということにしておきます。
きっとそう。


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