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#241 人物イラストが描けるようになりたい!No.40

人物イラストが描けるようになるためにまず描き慣れようという試みの第40回目、3月編第14回です。
前回↓


3月の課題

3月は『全身のポーズを描くこと』にしました。

人物を描くときに、全身が描けるようになりたいと思いつつ結局顔しか描いてない事に気づきました。
このままでは全身が描けるようになるわけがない!と思い全身のポーズ多めに描きました。

どんなポーズが描きたいのかがわかっていないのでいろんなポーズを描くことにしました。


加筆修正する時の意識

各パーツの歪みの修正以外に、描きたい顔、体のバランス、ポーズや構図の理想をイメージしながら加筆修正や描き直しをしています。

塗りでそれぞれの質感の再現すること、見栄えの良い体のバランス、ポーズを自分で考えて描くということも意識して取り組んでいきます。

また、見せたい部分を意識的に演出することも意識していこうと思います。



3月27日 10月5日

前回と同じく修正前と修正後を並べてみました。
髪のボリュームを出しすぎて頭が大きく見えてしまっていたので調整しました。
目は左右で大きさが違ったので修正しました。
足の付き方がおかしかったので、そこも修正しました。

最近は加筆修正ではなく描き直すことが多いので最初に描いたアナログの絵は直さなくてもいいかなと思っていたのですが、自分の癖を再認識するためにアナログ絵も見直しをしていこうと思っています。


ラフ1

描けるようになりたいと思っている浮遊感を意識して描きました。
ある程度頭身が高い方がニュアンスをつけやすいと思っています。
でもこの時はもっとデフォルメ強めで描きたいと思ったので頭身を低くすることにしました。


ラフ2

デフォルメを強めた版です。
この段階では奥側の目(右目)が大きいのですが、鼻から奥側の顔がなんだか気に入ってます。


9月22日

初期完成版です。

厚地のコートでシワがイメージ出来ずあっさりした仕上げになりました。
と言うか資料を見るのをサボっていました。
自力でどうにかしようとすることは手抜きだと最近は思っていて、このサボり癖を直していかねばと思っています。

背景に不安定さを表す三角を配置しました。
背景もやらねばと思いつつ手を抜きがちです。


10月11日

青いコートの描き込みがあっさりしすぎていたのでまずコートの加筆から取り掛かりました。

立体感を強調するために明暗のコントラストを強めました。

彩度が低くなりがちなので彩度高めを意識しました。
若干彩度が高くなりすぎというか、グレーゾーンが少なくてリズム感がなくなってしまった気もします。

主線を今回も色トレスしました。

最後の方で線画が細くて印象が弱い気がしたので全体的に線を太くしました。
線を太くするときは新しいレイヤーに線を描いて、新しく描いた線がいい具合に作用しているか確認できるようにしています。

左あごを少しシュッとさせました。
左目が小さく感じたので少し大きくしました。

背景のグレーの部分にもグラデーションをかけました。
三角もフチをつけてほんのちょっとディティールアップしました。

彩度や明度を意識して強調することで少しずつ絵の内容が変わり始めている気がします。
あまり拡大して描き込むということをしていないので、寄りでしっかり描き込む必要があるかもと思っています。

YouTubeやpixivで上手い人の絵を見ると描き込み方が自分とは段違いだということを思い知らされます。
超絶美麗なイラストを目指しているわけではないのですが、それでも今以上の繊細さや細部へのこだわりが必要だと思っています。


今回は彩度と明度を意識して加筆を行いました。
どこか色の境界がもさっとしている気がしているのでシャープな印象になるよう意識しようと思います。

彩度を上げようとすると今度はグレートーンの部分が少なくなり、彩度のグラデーションの幅がなくなってしまいました。
これではビビットな部分が目立たないと思うので、グレートーンも上手く活用してビビットな部分が際立つよう意識しようと思います。

前回よりも彩度を上げすぎたと思っています。
でも一度上げ切ってからちょうど良いバランスを探すことも大切なはず。
理想には程遠いけど少しずつより良くなるポイントを見つけられている気がします。

ポイントを毎回忘れず、なるべく全て反映させてクオリティをアップしていきたいです。


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