#196 人物イラストが描けるようになりたい！No.20
人物イラストが描けるようになるためにまず描き慣れようという試みの第20回目、１１月後編です。
前回↓
この絵も左右反転したら後頭部のボリュームが少なく感じたのでボリュームアップしました。
デフォルメで描くときは元にしたモデルの髪の印象を忠実に再現するのではなく、各所デフォルメしていることを意識して、ボリュームアップしてバランスを取ることが重要な気がしました。
顔がいい感じに描けて満足してます。
意外と描くことは少ない横顔です。
外国の方を描いたのですが彫りが深くてかっこいいな〜と思います。
日本人より外国の方をモデルにすることが多いです。
自分としては彫りが深い方が描きやすいです。
この絵は写真を参考にしつつ腕の動きを少し変えて描きました。
ポーズは自分なりにしっくりくるものに変えてみたし顔もいい感じに描けたし、いい感じかも、と思ったのですが、どこか何か物足りない気がしたので時間を空けてから加筆することにしました。
手はあえて大きめに描いていたのですが、見直してみるとなんだか大きすぎるかもと思い手は小さく、腕も短くしました。
首も少し長い気がしたので短くしました。
元の色調が彩度低めかもと感じたので髪や反射光を鮮やかにしてみました。
加筆してみたものの何だかしっくり来ませんでした。
元のバランスの方が自然な感じがしました。
腕のバランスが不自然に感じたので短くしたり手を小さくしたりしましたが、描き直したらそれはそれで変なバランスになってしまった気がしたので、結局体のバランスは一番最初のバランスに戻して、前髪を描き足し、左肩の服のシワも少し動きをつけました。
顔の影もくっきりではなくふんわりさせていい感じになったと思います。
そして！２段階目のものをオーバーレイレイヤーにして濃度を下げたものを重ねました。
彩度の低さが気になっていたので薄めにオーバーレイを重ねたらいい感じ！
１回目の修正もここで活きてきて何だかとっても満足しました。
この絵も左右反転したら顔のパーツの位置がずれているように感じたので修正しました。
アナログで描く時もパーツの配置を意識して描かねば。
どちらかと言うとマットな仕上がりになったと思います。
鼻と口が近すぎる気がしたのでそこだけ修正することにしました。
鼻と口をちょっと話して自然な感じになったと思います。
あと髪の影の部分とか左腕にベージュを薄くのせて抜け感を出してみました。
Instagramにあげる都合上（あと毎回変えるのが面倒なので）正方形で描くことが多いのですが、元の構図だとやや空間が空き過ぎかと思い人物に近づいたような画面の入れ方にしてみました。
人物が画面に大きく入っていい感じになったと思います。
線を綺麗に描くことに囚われ過ぎず、気楽に描いて気楽に色を塗りました。
きっちり線を描いた時も柔らかい雰囲気で描けるようになりたいです。
線を綺麗に描くより線を柔らかに保つことを意識して描くことが今の僕には重要なのかも、と思いました。
スプラトゥーン的なバランスを意識して描きました。
ハイライトを線で描いてみましたが、ある程度塊になっていると結構自然な感じに見える気がします。
最初に描いた時は、まぁまぁいい感じかなと思うところで終わりにしたのですが、時間を空けて見てみるとどこか中途半端な気がしてきます。
なのでこの絵も加筆修正することにしました。
どうにかポーズをつけようと思って曲げた左腕が結局中途半端に感じたので腕を下げて棒立ちにしました。
もっと躍動感のあるポーズとして描き直しても良かったかもしれません。
塗りがなんだか地味すぎると思い歪みツールを使ったりカリグラフィブラシを使って大きく色をつけてみたりしました。
顔の感じが良くなった気がします。
背景もかなりラフではありますが描き加えました。
背景をもう少し粘りを持って描き上げたいと思って入るのですが、人物の加筆修正をしたところで力尽きました。
人物を描き上げてから背景描こうとするともう気分じゃなくなっているので、並行して仕上げていった方がいい気がしました。
属性をつけたいと思い、エフェクトを描いた一枚です。
闇属性をイメージしました。
エフェクトを歪みツールで歪ませたのはいい感じ。
オリジナルを描くとポーズの引き出しを増やさねば！と思うのですが、人物を模写するか〜と思った時に選ぶモデルはバストアップのものが多く、結局ポーズがついている人物を描くことがあまりないです。
顔を描くのは好きだけど全身描くのはめんどくさいです。
そう思いつつも躍動感のあるポーズを描きたいと思っています。
でものんびりした自然体のポーズも好きです。
いや、自然体のポーズが好きです。
そもそも躍動感のあるポーズを描きたいと思っていないのか？
普段はファッション系のモデルをイラスト化することが多いのですが、オリジナルで描こうと思うのはファンタジック系と言うか非日常的な雰囲気に寄っている気がします。
オリジナルを描くとき、現実的なファッションに少しアレンジを加えるくらいでもいいのかなと思いました。
最後二つは完全に想像で描いたのですが、モデルを見ずに想像だけで描くとクオリティがガクッと下がってしまいます。
この差を埋めていきたいです。
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描けるようになりたいものと自分の好きなものの間にギャップがあるように思えてきました。
ポーズ、ファッションどちらにもそのギャップを感じました。
自分の本当の好きを自覚できていないのかも。
好きと描きたいはまた違うのかもしれませんが。
描けるようになりたいものがまだはっきりせずモヤモヤしますがでもやっぱり描いて試してみることがそれを見つける一番有効な方法だと思うので、引き続きいろんなポーズ、ファッションを描いてみようと思います。
次回↓
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