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#224 人物イラストが描けるようになりたい!No.28

人物イラストが描けるようになるためにまず描き慣れようという試みの第28回目、3月編です。
3月は量が多いので全部で何回になるか未定です。

前回↓


3月の課題

3月は『全身のポーズを描くこと』にしました(3月の途中に思いつきました)。
最初の方は顔だけ描くことが多かったのですが、全身描けるようになりたいと思いつつ結局顔しか描いてない事に気づき、このままでは全身描けるようになるわけがない!と思い後半は全身のポーズ多めに描きました。
全身ポーズを描きたいと思いつつ、どんなポーズが描きたいのかがわかっていないのでいろんなポーズを描くことにしました。


今回も前回同様1枚に絞りその制作過程を紹介します。



3月3日

リアル寄りで気楽に描きました。
とりあえず気楽に何か描きたかったんだと思います。

加筆修正を始めるタイミングではどうするかかなり迷った気がします。
元の絵が大して気合い入っていないのですが、それをいい感じにしたいけどその自信がまだなく、うまく完成させられるビジョンが見えず怯えてる気がします。
しかし何事も慣れ。
自由に書いて完成させることができるんだ、と思えるようになればもっと楽しく描けるようになる気がします。
絵を楽しむための色んな要素を集めていきたい。


ラフを何枚か描きました。
髪型だけ同じにしてあとは完全に新しいイメージを練って描きました。

夏なので海のイメージ。
夕方で逆光気味。
どこか切ないイメージ。
顔の感じとか気に入ってます。


とりあえずポーズをとらせてみました。
決めポーズではなく何気ないポーズもいいかなと思い考えている様子を書いてみました。

ラフを描いた時とりあえずカラーラフまで進めてみるとイメージが膨らんでいい気がします。
ついつい線画までに留まりがちなのですが、気になったアイディアはカラーラフまで進めるようにしていきたいと思います。


自分が描きたい服装はどんなものかを考えて描きました。
現代的なファッションではなくどこかファンタジックと言うかSF的な要素もある服が描きたいと思いました。
余談ですが以前はSFのことをスペースファンタジーだと思っていました。
正しくはサイエンスフィクションらしいです。


何となく宇宙っぽくしたいと思いテーマを宇宙にする事にしました。
動物とか架空の生き物とか、何かしらお供がいた方が画面的に楽しいと思っているので今回はメテオくん、宇宙クラゲくん、グレイくんをお供にする事にしました。
ポケモンみたいなイメージです。

メテオくんはほとばしる光の部分で画面に彩りを加えてくれています。
宇宙クラゲくんは最初手は生えてなかったのですが何となく手が生えてた方がかわいいと思いこのデザインになりました。
グレイくんは以前宇宙の絵を描いて時に生まれたキャラクターです。
お気に入りのUFOのおもちゃを持っています。

イラストを見るときに左上→右上→左下→右下という順番で見る傾向にある、みたいな話を聞いたのでそれをちょっと意識して配置しました。

グレーでラフを塗るとバランスをより見やすくなるらしいのでグレー系で塗ってみました。


一気に飛びますが初期完成版です。
今回は色の統一感を意識してアクアグリーンをメインカラーにして塗りました。
差し色としてピンクを入れました。
カラーサークルの反対側にある色を使うとメインカラーが際立っていい感じです。

ちなみに女の子の靴のつま先のデザインは実際の宇宙服のデザインを取り入れました。
胸のワッペンはクラゲタイプの宇宙人をデザインに落とし込んだものになっています。
小さなこだわりをたくさん詰め込めるようになりたいです。


ここからは今日行った加筆修正です。
見直しはnoteを描く前日にやろうと思いつつ昨日はうっかり気を抜いてしまいました。

差し色のピンクが強いと感じたり影の部分が沈みすぎだと感じたので修正しました。
メインの女の子の周りにもスクリーンレイヤーを使ってほんのり光っている感じにしました。

女の子の顔がどこかイマイチな気がしたので右の瞳の形と顔に入る影を微調整しました。
特に瞳の形は直して良かったと思います。
かわいくなっていい感じ〜。


仕上げの微調整が重要だと最近強く思うようになり、最近よく使っている「全てのレイヤーを結合しコピーしたものをオーバーレイ」を今回もやってみました。
くっきりしていいのですが明るい部分が飛びすぎな気がしたので違う調整方法を色々試す事にしました。


トーンカーブを使って暗い部分をもっと暗くしてくっきりさせました。
オーバーレイより明るい部分が飛びすぎず、なおかつくっきりしていい感じになりました。

毎回描いた後最後の調整はせず完成にすることが多かったのですが、最後に調整をした方がいいと最近は思うようになりました。
今回のトーンカーブの調整は自分が作りたかったイメージに近づけることができたので満足しています。
今後は毎回最後に色調補正をしていこうと思います。


おまけですが色調補正の「色相・彩度・明度」で彩度を−100にしてみました。
グレーにした時にそれぞれの階調がきれいに見えると絵としてきれいに見えるような気がします。


最初は全身を描いた新しいイメージが中々浮かばず苦戦しましたが諦めずに形にできて嬉しいです。
ラフを描いてまた次の日描く、を繰り返してイメージを練りました。
とりあえずカラーラフまで進めたことも効果的だったと思います。
何も浮かばない日も気にし過ぎずちょっとずつ進めるのもありだと思いました。

まだまだイメージを練り上げる事に慣れていませんが引き続き描き続けて自分が描きたいものを自由自在に描けるようになりたいと思います。



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