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#236 人物イラストが描けるようになりたい!No.35

人物イラストが描けるようになるためにまず描き慣れようという試みの第35回目、3月編第9回です。
前回↓


3月の課題

3月は『全身のポーズを描くこと』にしました。
人物を描くときに、全身が描けるようになりたいと思いつつ結局顔しか描いてない事に気づきました。
このままでは全身が描けるようになるわけがない!と思い全身のポーズ多めに描きました。
どんなポーズが描きたいのかがわかっていないのでいろんなポーズを描くことにしました。

加筆修正する時の意識

各パーツの歪みの修正以外に、描きたい顔、体のバランス、ポーズや構図の理想をイメージしながら加筆修正や描き直しをしています。

塗りでそれぞれの質感の再現すること、見栄えの良い体のバランス、ポーズを自分で考えて描くということも意識して取り組んでいきます。



3月23日

服が黒くて形が見えにくかったのでシルエットとして見せることにしました。
隙間なく塗った方がシルエットがスッキリ見えてきそう。
タッチも活かしたいと思っていますが、もっと精度を上げないとラフな印象に留まってしまうと感じました。

今まで参考資料としてカラーのイラストを選ぶことがほとんどでした。
最近はアナログイラストを描くときにはモノクロのイラストも色々見て、線の入れ方や強弱の付け方を参考にするようにしています。


9月7日

モデルにした服のシワをしっかり追うためにスクリーンの明るさを上げて服の形やしわを確認しました。

顔より手前の髪は細くすると見栄えがしないのと、細いとデフォルメ具合にあっていないと思い髪を全体的に太めにしました。
全体のバランス感、デフォルメ感を揃えることがとても大切だと感じました。

モデルにした服には左の上腕あたりにアポストロフィー(’)が三つ並んでいたのですが、その部分を?にしてみました。
ワンポイントで文字などを入れるととても目を引くと感じました。
服のシワに合わせて少し歪ませています。

どちらかと言うとシンプルな仕上げではあるのですが、背景の赤が相まって、くっきりスッキリ仕上げになっていて気に入っています。


3月25日ー1

体の立体感に対して顔が平面的な気がします。
立体感に関しても頭部と体の立体感のバランスを取ることで違和感が無くなっていくのではないかと思いました。


9月8日

描き直し初期段階です。
元のポーズを描き直してもあまり面白くなさそうな気がしたので色々描いてみて座りポーズを描くことにしました。

目が大きくまつ毛も長いためか、髪型は男性的なのに顔がかなりかわいい印象に寄ってしまいました。

低学年の男の子を描くときはかわいい目の描き方でもいいと思いますが、今回の髪型はかなり男らしい(?)髪型なので目をそれなりにキリッとさせないとチグハグになってしまうと思いました。


9月8日

目を小さくしました。
印象の違和感を無くせたと思います。

頭のサイズを小さくして最初の段階より年齢が少し上がりました。
頭の大きさは最初の大きさでも良かったかも。

下から見上げるような構図にしました。
パースをつけると立体感が強調され、描いていて面白く感じます。
パースをつけるときは煽り構図が多いです。
俯瞰も描けるようにどんどん描いていかねば。


3月25日−2

冬服ガール。
全身濃いめのカラーリングだったので斜線で黒を表しています。
あらためて見てみるともう少し弱めで均一な線で黒を表してもいいと思いました。


9月10日

描き直し初期段階です。
トリミングで膝までの構図にするつもりでした。
しかし2枚目の男の子と同じく元のポーズを描いても動きが少なくて面白くないと感じたため、一旦描くのをやめて後日またポーズを一から考えました。


9月15日

前後感、浮遊感のある絵が描きたいと思っていて、それをどちらも含んでいるポーズになりました。

塗りは結構ラフな感じです。
綺麗な仕上がりを意識しすぎない方が自由に手を動かせるので塗りが固くなりそうなときはラフな塗りを意識しようと思います。

少しずつ想像でポーズを考えることが出来るようになってきました。
立体感的にあっているかどうかわからない部分もあるのですが、今は細かいことは気にしすぎず思い浮かんだポーズにどんどん挑戦していこうと思います。



前回も書きましたが最近加筆修正に時間がかかるようになってきています。
コミティアの準備で他のイラストの加筆修正や業者探しなど色んなことをやっている事もあり最近はあまり頭が回ってない気がしています。
寝ても体力が充分に回復していない感じです。

noteの更新ペースと制作ペースを踏まえて、しばらくは載せる絵の枚数少なめでいこうと思います。


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