君たちに捧ぐこの手紙 vol.006「捨てるプライド、持つプライド 」

「うた」＆「はる」へ

Pura Vida！

今日はすっきりとした秋晴れ。
長かった夏の暑さもやっとのことで終わり
今はつかの間の秋といったところ。

朝に温かいコーヒーを淹れようと思える
今のちょっとした肌寒さ、嫌いではないです。

前回の手紙を書いてから
2ヶ月ちょっとが経ちました。

この間に
うたは話せる言葉がどんどんと増え
はるはずりばいができるようになって
ふたりで関わる時間も自然と増えていったね。

うたははるが笑ってくれることが嬉しくて。
はるはうたが絡んでくれることが嬉しくて。

そんなふたりの
「喜び」を交換し合っている姿を見て
『アンパンマン』の作者
やなせたかしさんの言葉を思い出しました。

『 人生はよろこばせごっこ 』

とぉともやっぱり
そんな人生を送りたいなと思うんだけど
最近では「できてないなぁ…」と思うことも多々あって。

そんなときは
自分自身に対しての圧倒的な悔しさや不甲斐なさが
とぉとの心をうわーって覆います。

弱気になって落ち込んでしまいはする。
けど、だからこそ、やってやろうとも思うんだ。

残念な自分を丸ごと受け入れることは正直怖い。

49歳になった今でもそう思うし
むしろ若いときよりも怖さは増してるかもしれない。

でも、せっかく生きてるんだったらやっぱり
モーリス・スミスっていう格闘家の
この境地にいつか辿り着きたいからさ。

自分を守ろうとする変なプライドは捨てて
誰かを守っていくためのプライドを持てるように。

とぉと、頑張ります。

そういえば
「アンパンマンのマーチ」って深いよね。

そうだ　うれしいんだ　生きる　よろこび
たとえ　胸の傷がいたんでも

なんのために　生まれて　なにをして　生きるのか
こたえられない　なんて　そんなのは　いやだ！

今を　生きる　ことで　熱いこころ　燃える
だから　君は　いくんだ　ほほえんで　

そうだ　うれしいんだ　生きる　よろこび

たとえ　胸の傷がいたんでも
ああ　アンパンマン　やさしい　君は
いけ！　みんなの夢　まもるため　

なにが君の　しあわせ　なにをして　よろこぶ
わからないまま　おわる　そんなのは　いやだ！

忘れないで　夢を　こばさないで　涙
だから　君は　とぶんだ　どこまでも

そうだ　おそれないで　みんなのために
愛と　勇気だけが　ともだちさ

ああ　アンパンマン　やさしい　君は
いけ！　みんなの夢　まもるため

時は　はやく　すぎる　光る　星は　消える
だから　君は　いくんだ　ほほえんで

そうだ　うれしいんだ　生きる　よろこび
たとえ　どんな敵が　あいてでも

ああ　アンパンマン　やさしい　君は
いけ！　みんなの夢　まもるため

この素晴らしい歌詞の中でも
とぉとは特にこの部分が大好きです。

なんのために　生まれて　なにをして　生きるのか
こたえられない　なんて　そんなのは　いやだ！

なにが君の　しあわせ　なにをして　よろこぶ
わからないまま　おわる　そんなのは　いやだ！

では、最後に。

もしふたりがいつの日か
自分自身の人生を生きられていないなぁ…と
ため息ばかりついてしまう日が来たら
ぜひこのポッドキャスト番組を聴いてください。

きっとまた、目の前の日々が彩り始めるはずです。

では、またね。