やっと気づくことができた自分の弱さ。
これまでの49年間
本当に「あちこち、あれこれ」人生を送ってきました。
引っ越しもたくさんしてきて(17回)
環境や自分自身が「変化すること」に対しては
かなりポジティブな考えを持っています。
「サッカー」と「旅」が大好きな理由も
そこには当たり前に変化ばかりがあるからで
その変化に自分を変化させることも楽しいから。
でもですね、気づいていませんでした。
最近になって初めて気づいたんです。
「 あ、俺、こんな根本の変化にビビってるんだ… 」
それは「自分の考えを変えること」について。
答えを出すための議論で
自分と違う考えをぶつけられたときに
受け入れようとしない自分がいたり
相手に従いたくないとか思ってしまったり
たとえ受け入れられたとしても
敗北感を感じてしまう自分がいたり。
このときに感じてしまう
自分自身の器の小ささが本当に嫌で
いっつも自己嫌悪に陥ります。
でも最近になって
何の抵抗感もなく考えを変えられる自分も
ちょろっと出てきてはいて。
車の移動中に聴きまくっている
『超相対性理論』というポッドキャスト番組で
( 賢者3人によるポップ&ディープな哲学的対談 )
「議論」について、こんな話しがありました。
『 自分の考えは変わり得るという前提で
議論に臨む二者がいる必要があるんだよね 』
『 自己破壊と自己否定に基づいて
他者と合意するようなプロセス 』
『 人間ができるすごく創造的な行為って
妥協じゃないかなと思うんだけど
妥協っていうのは
自分と相手がWin-Winになるために
お互いが譲歩をするっていう方法を
探ることじゃない?
どっちかがパワーで我を通すのではなくて
お互いが当初望んでいたものと
違うものに落ち着く行為だと思う 』
これを聴いて
自分のなかのいろいろなことが腑に落ちました。
霧は晴れた。あとは進むのみ。バモース。
●ハマるきっかけになった『 超相対性理論 』の回