懸命に働いているのか、賢明に働いているのか?
昨日、Twitterでせどらーさんとお話していると・・・
「実は、当社はせどりより中国輸入の方が利益余裕で出てます」
という話になりました。
また、せどらーから自社ブランドに転身した方も参戦して
「いやー、せどらーだったから中国輸入めっちゃ楽なのわかる」
みたいな話にもなりました。
ちなみに
僕がせどりが悪いとは思っていません。
むしろすごい。
僕、せどりやってみたら売上ゼロでしたからね。
出来ないことできる人は尊敬します。
ただ、
本業にしたい人とか大きく利益を出したい人が
ずっと続けていくビジネスではありません。
どこかで中国輸入OEMとか国内OEMなど
自分の商品、自分のブランドを販売する方向性に進む必要があります。
この話をしている時に思い出したのが
金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラントという本に出てきていたバケツとパイプラインの話です。
多少長いですが引用します。
むかしむかしあるところに、ひなびた村があった。
そこはたいそう暮らしやすかったが、一つ大きな問題があった。というのも、その村では雨がふらないと水が手に入らなかったからだ。
この問題を解決するために、長老たちは村に毎日水を運んでくる仕事を引き受けてくれる人間を募ることにした。
そして名乗り出た二人と契約を交わした。
長老たちはたとえ一人でも競争相手がいれば、価格を安く押さえることができ、また一方に支障があったときにも水に困らないで済むと考えたのだ。
契約を勝ち取った二人のうち一人はエドという男だった。
エドは契約が決まるやいなや外に飛び出し、鉄のバケツを二つ買ってきて、1マイル離れた湖に向かって駆け出し、せっせと水を運び始めた。
こうして毎日朝から晩まで二つのバケツで水を運び続けたエドのもとには、すぐにお金が舞い込んできた。
エドは運んできた水を、村の人たちが作った大きなコンクリートのタンクに流し込んだ。
毎朝エドは村のだれよりも早く起き、必要なだけの水がいつもタンクの中にあるようにしなければならなかった。
つらい仕事だったが、お金が入ってくるのが嬉しかったし、この契約を勝ち取った二人のうちの一人になれたことを喜んでいた。
もう一方のビルは、契約を結んだあとしばらく村から姿を消した。
数ヶ月が過ぎてもビルは戻ってこなかったエドは喜んだ。
競争相手がいなくなったからだ。エドは水の代金を独り占めしてほくほく顔だった。
ビルにはバケツを二つ買ってきてエドと競うつもりはなかった。その代わりにビジネスプランを立て、会社を興した。
そして、4人の投資家を見つけ、実際に現場で仕事をする社長を雇い、6ヵ月後、建築作業員を引き連れて村に戻ってきた。
1年後、ビルの会社は村と湖を結ぶステンレスのパイプラインを完成させた。パイプラインの開通を祝う式典の席上で、ビルは自分のところの水はエドが運ぶ水よりもきれいだとみんなに告げた。
エドの水に土がまじっていると文句を言う村人たちがいることをビルは知っていたのだ。
ビルはまた、自分の会社は1週間に7日、24時間休みなく水を提供できると告げた。エドは週末は働かなかったので、水が運ばれてくるのは月曜から金曜までだった。
そのあと、ビルは、より高品質で信頼性のあるこの水の供給サービスに対する料金をエドの4分の1にすると発表した。
村人は大喜びでビルが作ったパイプラインの蛇口に飛びついた。
ビルとの競争に勝つためにエドはすぐに水の料金を4分の1に下げ、新たに2つのバケツを買った。そして、4つのバケツすべてにふたをつけて水を運び始めた。また、サービスの質を高めるために、2人の息子を雇い、交代で夜や週末も水を運ぶことにした。
息子たちが大学に進むために村を出るとき、エドは息子たちにこう言った。
「早く帰って来るんだ。このビジネスはいつかおまえたちのものになるんだから」
でも、大学を終えた2人の息子はどういうわけか村には戻ってこなかった。
その頃にはエドは人を雇うようになっていたが、それと同時に組合の問題もかかえるようになっていた。組合は賃上げと福利厚生の充実を要求し、さらに、組合員は1度に1つのバケツしか運ばなくていいようにしてほしいと求めてきた。
一方ビルは、もしこの村に水が必要ならば、ほかの村だって必要としているに違いないと考えた。そして、ビジネスプランを書き直し、世界中に散らばる未開発の村を訪れ、自分が考え出した高速、多量、安価、高品質の水の供給システムを売って歩いた。
ビルの儲けはバケツ1杯分の水につきわずか1セントだったが、毎日の供給量は相当な量に達した。だから、ビルが実際に身体を動かして働かなくても、世界中で何百万人という人が1日にバケツにしても何杯もの水を使い、そこから入るお金がすべてビルの銀行口座に流れ込んだ。
ビルは村に水を運ぶパイプラインを建設すると同時に、自分のところにお金を流し込むパイプラインも作っていたのだ。
ビルはそれからずっとしあわせに暮らし、エドの方はずっと必死で働き続け、お金に苦労する生活を続けましたとさ。
おしまい。
・・・私はよくこんなふうに自問する
「私はいまパイプラインを建設しようとしているのか、それともバケツで水を運ぼうとしているのか?」
「私は懸命に働いているのか、それとも賢明に働いているのか」
やばい。
せどりはバケツで水運ぶみたいな感じです。
自分がせっせとバケツで水を運ばないといけないから
自分に何かがあったらすぐに収入はゼロになります。
というか、しんどいぞ。
自分の商品やブランドを作って、
販売の流れを作って、そこに乗せていくという物販は
パイプラインを作る物販です。
最初は大変だけど、完成したら、
あとは自動的に収入が得られます。
さぁ、
将来的にあなたはどちらに進みたいですか?
「私は懸命に働いているのか、それとも賢明に働いているのか」
やばい、この言葉。しみる。
ちなみに1%クラブの方には、
ぜったいにパイプラインを作ってもらうようにしています。
転売禁止みたいな感じ。
転売やってた方も、
めちゃめちゃ自分を変えて、
自社商品やOEMに挑戦してくれています。
2019年からOEM始めた人で
今では月収100万円増えた人もいますね。
よかったよかった。
ということで、大事なことなのでもう一度いう。
「私は懸命に働いているのか、それとも賢明に働いているのか」
あなたはどちら?
追伸
お正月、三ヶ日、終わったと思ったら
また土日なんですね。
日本の会社、まったく動かん。
日本人、すごいわー休みすぎ。
これはどんどん衰退しますね。
まぁ、そういう時代です。仕方ない。
あなたは日本の働き方改革とかに合わせる必要ないですよ。
年末年始の9連休なんか無視して、
がんがんビジネスしたらいいのです。
僕も年末年始はTwitterとYoutubeの運用を頑張りました。
Twitterやばい、フォロワーめっちゃ増えました。
テレビがあまりにも面白くなかったのでしょう。
あなたはどうですか?
まさか年末年始9連休とかやっちゃって、
1年の40分の1を無駄に過ごして
「副業やるには時間ないです」
とか言わないですよね?
みんなが休んでいる時に動いてこそ、
抜け出すことができるのですよ。