令和3年度 一級土木施工管理技士受けてきました。
2021/7/4 令和3年度 1級土木施工管理技術検定を受けてきました。初めて受験してきて結構緊張しました。それもそのはず、その次の週の技術士の試験で筆者はそれどころではなく、一級土木施工管理技士の対策はほほ前日から初めてしかも仕事が忙しくて、合計4時間ぐらいの勉強で挑みました。マジで緊張しました、落ちたら受験料18000円が無駄になってしまう。。。もっと勉強すればよかったと後悔しながら試験会場に向かいました。
試験会場には何人ぐらい来ているのかな?コロナのなかで結構人数絞って受験なのかなと思いきや、会場には人であふれていました。「えーこんなに受けるの?」ちょっとびっくりしました。
ここで一級土木施工管理技術検定について説明します。知らない人もいるだろうから。簡単にいうと土木の工事現場で主任技術者や管理技術者になるための資格で国家資格になります。主に施工管理や施工方法など土木工事で必要となる専門知識を問われる資格になります。学科試験と実地試験に分かれていて学科試験を一次試験、実地試験を二次試験とよびます。今回私が受験したのは、前者の一次試験です。ちなみに毎年受験者は3万人程度おり一次試験の合格者は50~60%とのことです。一次試験はだいたい60%をとれていれば合格という傾向があります。受験資格ですが大学を出て3年以上の実務経験があれば受けられるということで、最短だと25歳から受験ができるそうです。まあ、ただ試験会場に行った実感だと平均40歳以上だと思います。試験会場に50歳後半(見た目)の人もいたので、結構年齢層は高めだと思います。50歳ぐらいになっても参考書で勉強とかしたくないですよね。。20代のうちにとりたい。。気になる資格の難易度ですが「一級土木施工管理技術検定難易度 ランキング」で適当にぐぐりました。偏差値は52ぐらいとのことでまあまあかなと思います。
さてここからは実際の試験になります。まあ前述したとおりほとんど勉強してないから「まあ、来年受かればいいや」と思っていたのですが受けてみて試験中に「あ、これいけるかも」と思ってもくもくと解いていきました。結果は、8/19に発表なのですが、試験後の会場の前で解答速報となるものが配られたので早速自己採点。合格ラインが39問正解すれば合格というなかで筆者はなんとぎりぎり39問正解!!
いやーほんとラッキーでした。まだ正式な合否はでていないけどおそらく大丈夫でしょう。合格がほぼ確実なことでいろいろ調べてみましたが、一級土木施工管理技術検定と調べると勉強法とか参考書とかなかには予備校まででてきます。「えー予備校まであるの」正直びっくりしました。実は筆者の友達も一級土木施工管理の試験を何度も落ちている友人がいるので、難しい試験なのかと思っていましたが、実際受けてみると特段難関というわけでもなくなく、なんでこんなのに落ちるのかなと思うほどでした。ちなみに今回筆者が勉強した方法は過去問のみで、分からないことはネットで調べることで事足りました。まあそんなかんだで友人も受けたということで電話で結果を聞いてみると見事に惨敗ということ。いやいやどういう勉強したのよ、大学は有名私大なので頭が悪いわけではないと思うんですけど、そんなかんだで友人と試験後にディスカッションしたところ、あーなるほどと筆者は理解できました。いやこれね、他の人もおんなじことやってるんじゃないということで今回この記事を書こうとおもいました。
過去問だけでいい
ほとんどの人が勘違いしているんじゃないでしょうか?
ズバリ!!過去問を軽視しすぎている!
もうねこれに限ります。その友達に聞いたら市販の参考書を何度もやっているから過去問まで行きつかないと言うんですが、逆です!!
過去問が先です!
私が勉強したのは過去問5年分でした、パラパラみると同じ問題と答えが何度も何度も出ているのがわかります。問題作成者も毎回毎回オリジナルの問題を作っているのではなく、過去の問題を見ながらそれに沿って作っているはずです。問題作成者もサラリーマンです、手間暇はあまりかけたくないし、突然変なオリジナル問題を出すとその上司に怒られるから、過去の問題を見ながら作成しているはずです。これはあるあるですが、過去問をやると同じ問題と同じ選択肢がセットで出てくるので、選択肢のみで答えがわかるときがあります。私は5年分やりましたが本番試験の1/3以上が過去に一度は出たことがある問題で、ほとんど考えず回答することができました。逆に市販の参考書をみると本のほとんどが解説で肝心の問題が少なすぎます。しかも書いてあることは箇条書き程度、内容が薄すいわりに文字フォントがやたら大きく、いらない絵とか変なキャラクターがいてページを稼いでめちゃくちゃ厚い、しかも超高い!いやいやどんだけ無駄なことを忙しいサラリーマンにさせようとしているのよ。そういえば、試験会場にいた高齢の方も過去問じゃなくて分厚い参考書で勉強してた気が。。。なるほど、勉強の仕方がわかっていらっしゃらないのねと思います。参考書を買うとそれなりにお金を払うのでやったような気とかやらなければならない気持ちが出るのでみんな買いますよね。ちなみに過去問はインターネットで無料で落ちてます。ちなみにこのご時世、Youtubeや個人ブログでしっかりとした解説が受けられます。
勉強も仕事もそうですが、やっぱりコスパを重視しないといけないですよね、費用対効果といいますか、あとあまり勉強したくないですよね。無駄なことはなるべくしないで、最短で合格するのが一番いいです。これは筆者の考えですが、今回の試験、4時間勉強で合格点ピッタリはコスパとしては申し分とおもいました、合格点以上は無駄ですからねよかったと思っています。
ことこの試験に関していえば過去問以外なにもいらないと思った筆者でありました。どうか受験を考えているみなさま過去問から先に手を付けていただければと思います。