[インド高速鉄道]ムンバイ・アーメダバード間の高速鉄道プロジェクト(MAHSRプロジェクト) #2
NHSRCLがムンバイ-アーメダバード高速鉄道(MAHSR)の最長民間工事(C4)パッケージの最初の契約をLarsen&Toubro(L&T)に授与
先日、公開したムンバイ・アーメダバード間の高速鉄道プロジェクト(MAHSRプロジェクト)についてさらに深堀していきます。
NATIONAL HIGH SPEED RAIL CORPORATION LIMITED(ナショナル高速鉄道株式会社 以下NHSRCL)のホームページを参照しました。
NHSRCLがムンバイ-アーメダバード高速鉄道(MAHSR)回廊の最長民間工事(C4)パッケージの最初の契約をLarsen&Toubro(L&T)に授与しました。
Larsen&Toubro(L&T)についてはまた別途紹介したいと思います。
C4パッケージは、MAHSRの237キロメートルの高架橋、4つの駅、デポ、1つの山岳トンネルの設計と建設、およびテストと調達が含まれます。
C-4パッケージの価値は約2500億ルピー(日本円4350億円1ルピー 1.74円換算)で、グジャラート州のVapiからVadodaraまでの508キロメートルの回廊全体の約47%をカバーし、Surat、Vapi、Billimora、Bharuchの4つの駅、24の川、30の道路横断を含みます。
単純計算で1km当たり約10億ルピー(日本円18億円1ルピー 1.74円換算)となる計算になります。
↓C4パッケージ概要図 237キロメートルの高架橋、4つの駅、デポ、1つの山岳トンネルの設計と建設
上記で述べられている「設計と建設」というのは、FIDIC Yellow Bookが適用されていることを意味します。
FIDICについてもまた別途紹介したいと思います。
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