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知ってそうで知らない『E.T.』の嘘と真実


2020年10月2日、金曜ロードショーにて、ひさびさに世紀の大傑作『E.T.』が地上波放送されました!

今回は、この放送に合わせて、『E.T.』の知ってそうで知らない豆知識を大公開!!

作品を観た後も、この記事で少し余韻に浸っていただければ、幸いです。


例のシーンは登場しない

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『E.T.』の名シーンとして認知されている上記ポスターのシーン。

しかし、本編をご覧になった方は、ご存知の通り、このシーンは本編には登場しません。

E.T.には、生物を治癒させる特殊な能力があり、その際に指を光らせるシーンがあるため、ポスターはそこからイメージして、宣伝用に作られたのでしょう。


続編がある

なんと『E.T.』には、続編となるショートフィルムが存在します。

上記の動画は、ユニバーサル・ピクチャーズと同じ親会社・コムキャストの傘下にあるXfinityが、ホリデーシーズンに合わせて制作したプロモーション映像

『E.T.』で主人公・エリオット役を演じたヘンリー・トーマスさんが、同役で続投し、実際に37年後の世界を舞台にした感動の短編

監督は、スティーヴン・スピルバーグさんではなく、ランス・アコードさん(『バッファロー'66』、『マルコヴィッチの穴』、『かいじゅうたちのいるところ』などの撮影監督)が務めていますが、冒頭に『未知との遭遇』オマージュが登場するなど、その精神を引き継いだ一作になっています。


実は2バージョンある

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出典:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B000HT2N2M/ref=as_li_qf_sp_asin_tl?ie=UTF8&camp=247&creative=1211&creativeASIN=B000HT2N2M&linkCode=as2&tag=filmarks-22

『E.T.』には、通常版の他に『E.T. 20周年アニバーサリー特別版』が存在。

こちらのバージョンでは、E.T.のシーンの一部が実写(アニマトロニクス)からCGに置き換えられていたり、劇場公開時ではカットされていたシーンがCG技術によって復活していたりと、ささやかな変更点があります。(詳しくはWikipediaを参照)

後年、スピルバーグ監督本人は「最悪なバージョンのE.T.になってしまいました」と語っていたそうですが、個人的には初めて観たバージョンがコチラだったこともあり、思い出深い一作です。


『スターウォーズ』に登場する

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出典:https://www.imdb.com/title/tt0120915/mediaviewer/rm67535616

スターウォーズのプリクエル(序章)3部作第1作『スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス』では、宇宙人が集まる議会シーンで、E.T.とそっくりな生命体が登場。

これは、スターウォーズオマージュが登場した『E.T.』に対する『……ファントム・メナス』監督・ジョージ・ルーカスのちょっとした遊び心で、これ以外にも両者の作品には、お互いのキャラクターが登場することが多々あります。


USJのアトラクションが封鎖して11年が経っている

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出典:https://www.usj.co.jp/company/news/2009/0323.html

かつて、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを代表するアトラクションだった「E.T. アドベンチャー」

多くの人の心に今も残り続けているこちらのアトラクションですが、コチラが終了したのは、2009年5月10日

そう、もう、11年も経っているのです。

筆者が初めてUSJに行ったときに乗ったアトラクションが、こちらだったこともあり、未だににわかには信じがたい事実です。

ちなみに、今回の地上波初放送に合わせて、筆者の敬愛する映画情報サイト「THE RIVER」さんが、こんな特集記事を組んでいました。

乗ったことがなかった人にこそ、読んでほしい記事です。


以上、知ってそうで知らない『E.T.』の嘘と真実でした。

やはり、名作の地上波放送は心が踊るものですね……。

同じ時間に、日本中の多くの人たちと、名作を共に見る楽しさは、いつの時代もかけがえのないものです。


というわけで、ぜひ、来週の金曜ロードSHOW!では、

コチラの作品や、

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コチラの作品が、

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放送されることを心より、願っております。(笑)


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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