ゆうじさんのこたえ: 自分の人生は本当に自分のもの?(リレ哲)
[自分の人生] は自分のものだな、と少し後ろめたい気持ちが湧きつつ思います。
いわゆるモラトリアム期にはむしろ前のめりに "一度しかない人生、自分のものだ!" と考えていましたが、人に感謝したり反省したり、傷ついて距離を取ったりと様々なコミュニケーションの経験を経るうちに自分の価値観は人と触れ合って影響を受けて形成されたし、これからも変化するのだろうと確信していたりします。
ただ、人からの影響を受けて生まれた価値観を、"自分" が望ましいと判断すればそれは自分の価値観であり、望ましくないなと感じればそれはあっさりと手放すな、、という [望ましいと思うかどうかの判断] には他人の入る余地はなく、私の課題は私のものだな、という強さも感じます。
その強さは、なんと言うか少し寂しさと申し訳なさも含んでいて、そこに後ろめたさを多少持ちつつ、自分の人生は自分のものだな、と [立って半畳、寝て一畳] のような気持ちで思っています。
(ゆうじ)
◆ステータス:プラクティショナー
「スナックなファシリテーター」
◆プロフィール:
ぼんやりとした生きづらさを地味にしつこく流さないよう生きてたらここまで来ました。お酒と音楽と落語と猫、三叉路が好きです。
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【ピョエ坊(ソジテツ広報)より】
ある問いに対する自分のことばをリレー形式で書いてもらうリレ哲。次回バトン走者は「ゆかりちゃん」。どんな言葉を書いてくれるのか、楽しみです。
ソジテツは、ふつう・当たり前や、一般論、世間的な正しさではなく、ひとりひとりの中にある様々な「自分の考え・体験・価値観」を表現することを、大事にしています。こたえはきっと百人百様だと思いますが、それが素敵なことなんです。
これをご覧のみなさんも、良ければ「自分の考え・体験・価値観」で考えてみてくださいね。
・この企画について
・ソジテツの対話・ゲームをオンライン/オフラインで体験いただけます。
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