世界一ポジティブな卒業旅行 ~帰国できない編~
トラブル続きなのに1番楽しかった人生で最も思い出に残った旅行の話をしよう。
今回は、帰国できない編 なんですがあまりにもトラブル続きでした。
ありすぎてまとめきれないのでメインだけを抜粋します!
事件その②
前日に帰国できなくなった
これも友人の話です。笑
ヨーロッパ旅行最後の国はスペインでした🇪🇸
治安悪いから気をつけてね。って旅行会社さんから事前に言われていたのですが、特に何事もなく本当に楽しく過ごしていました!
出発前日。
確か土曜日です。
最後の夜だね〜!!ってテラス席でワイン飲みながら思い出話をしていました。
本当にいい時間だった、、、
そろそろお会計しようか〜って財布取り出そうとしたら友人が、
バッグないんだけど、、、
最初は、どこ置いてたっけ?みたいな独り言かと思ってたのが、盗られたんだ……ってじわじわ実感してきて。
その子に残されたのはスマホだけ。
財布、パスポート、キャリーケースの鍵、その他もろもろ、盗まれたバッグの中。
明日帰れないじゃんってすぐ分かりました。
そしたらなぜか笑えてきちゃって、、、
何笑ってんの…って友人は思ったと思います。
あれは笑うところじゃなかった。
(ごめんね🙏)
とりあえずホテル戻って調べようってなったんですけど、その子のキャリーケースに緊急連絡先の書類が入ってて、開けれないじゃん!って。
そこでYouTubeで「スーツケース 鍵 開け方」って調べてみた。
めちゃめちゃ動画出てきた。
こんな攻略法いっぱい出てきていいの!?
怖〜
動画に沿ってヘアピンで開けてみたら5分で開けられた。
簡単すぎ!!怖っ!!!
泥棒ってこうやって開けるんだ!!
てかわたし適性ありすぎて怖!!!
開けれたことに歓喜してめちゃめちゃ大きなハイタッチをした。
ヒースロー空港で携帯見つけた時くらいテンション上がった。
色々電話して、
とりあえず明日は帰れないこと、
明日は日曜日で大使館がやっていないこと、
早くても月曜日にしか帰れないこと。
月曜日に帰れることがわかるまで、
私たちは夜中に大きな警察署へ行ったり、ホテルの部屋で大泣きしたりした。
友人はずっと泣いてて、わたしよりもっと不安で申し訳なさもあったはずなのに、
なんであの時もっと優しい言葉をかけてあげられなかったんだろう、って1年以上経った今でもめちゃめちゃ後悔してる、、、。
ヘアピンがあったこと、パスポート代わりの書類を受け取るには現金が必要で、たまたま現金を持っていたこと、警察署の人が優しくて色々教えてくれたこと、たまたまその英語がわかったこと、
本当に色々な不幸中の幸いが重なって、なんとか一旦落ち着くことができました。
はぁ〜
そしたら、もう明日1日空くことがわかったので
明日どこ行く?もう1日スペインいれるね!!😆
って予定を相談してました。
何その切り替え!!
さっきまで大泣きしてたのに!!!
3時か4時くらいに眠りにつきました。
次の日は、グエル公園行って、その後は夜のサグラダファミリアを観に行きました😘
いい1日だった。
ちなみに、月曜日に行った大使館はスリにあった日本人が5組ほどいた。
待機中、おばさんが周りにあなたはどうやって盗まれたのかを聞き回っていた。
平和ボケをこれほど体現してる光景は見たことなかった。
そして出発。
友人は空港でぼったくられ、
わたしは席を指定して予約していたのに、隣の老夫婦に邪魔だから席移動しろと言われ、抗議しても英語は通じず、終いにはCAさんにも移動した方がいいと言われた。
近くのめちゃめちゃ酔っ払った黒人は大声あげたり泣いたりして騒いでた。
全員がテロリストに見えた。
本当に死を覚悟した。
14時間の空の旅、恐怖で一睡もできなかった。
トップクラスのサービスを誇る航空会社の便に乗ったのにこれか、、、。
そんなこんなでなんとか成田に着いた。
本当にほっとして気が緩んだのだろう。
大きなキャリーに小さなバッグにリュック、大荷物で
疲れてたので東京から新幹線で名古屋に帰ったわたしたち。
わたしは家に帰るまでリュックを忘れたことに気づかなかった。
気づいた頃には、わたしのリュックは福岡まで運ばれてしまった。
JRさんに頼んで郵送してもらった。
電話した次の日につきました。
神対応ありがとう。
写真はサグラダファミリアのフルーツの像。
お供物なんだって。
可愛いね❤️🍇🍌
ちゃんちゃん。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?