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靴の専門家からのアドバイス❗️20歳からの革靴のススメ‼️

新成人の皆さん、この度は成人式おめでとうございます。
人生の新たな節目を迎えた今、服装やマナーに対する意識も少しずつ変わり始める頃ではないでしょうか。特に足元は、その人の印象を大きく左右する重要なポイントです。これからの社会生活や特別な場面で、自信を持って振る舞えるよう、履物を見直しましょう!

本記事では、革靴の基本的な履き方から靴選びの際に気をつけるべきポイントまで、新成人の皆さんがこれから役立てられる内容をお届けします。足元から自分を磨き、次のステージへ一歩を踏み出しましょう!

⒈ビジネスファッションは、スーツからではなく靴からがオススメ!

新社会人になり早い方はスーツを着る機会も増えるでしょう!
そこで、ビジネスファッションを揃えるにあたり、何から選んでいくかがとても重要です。
周りにどう見られるかも気になるところです。
そういう方には、靴を重要視して下さい。靴は人によく見られています。
どれだけいいスーツを着ていても、色禿げした手入れされていない茶色の靴を履いていれば、とても残念な経験ありませんか?
周りに好印象を持ってもらえる購入の順番を提案したいと思います。

①靴、②ネクタイから購入することをおすすめします。
この2つを厳選すれば、オシャレな人と見られます。
女性も靴からの購入をおすすめします。

⒉靴は、ローファー/パンプスよりは、紐靴がベスト!

靴のデザインは悩むところ、ただ、最初の方は予算の関係でたくさんは買えないでしょう!そこで、快適性、ランニングコストを考えるとデザインは紐靴で決まりです。

①快適性

かかと脱げ、こゆびの痛み等は避けたいところ、これをデザイン面で見ると紐靴です。
足に合わせて締め上げることができます。靴は後足部で固定することにより、足の動き(前滑り、外流れ)を少なくできます。また、かかと脱げも軽減できれば、足の力みも減り足の疲れも減ります。

②ランニングコスト

靴を購入するとかかるランニングコスト(メンテナンスコスト)がかかります。
❶ ヒール交換
かかとから接地するので、ヒール交換は必要になります。
踵が抜ける靴は、歩く際に靴を引き摺ってしまうので、ヒールがよく減ります。
そのため、ヒール交換のサイクルが狭まります。(約2〜3ヶ月)
ヒール交換のサイクルを長くさせるためにも、デザインは紐靴がベストです。

❷ 靴のケア
靴を長持ちさせるためには、靴のケアは欠かせません。
2週間に1回はケアすることをおすすめします。
靴クリーム、ブラシ大、布(古くなったTシャツでOK)を用意すれば大丈夫です。

⒈ブラシ大でブラッシング(靴についている埃払い)
⒉布に水を含ませ、靴を優しく撫でます。(細かい埃取り)
⒊ブラシ大に少し靴クリームをつけ、靴に塗り込みます。(細かい円を描くように)
⒋ブラシ大で大きいストロークでブラッシング
⒌布で丁寧に全体を拭く

⒊靴のサイズ選びは先ず、足の採寸から

足の足長は何センチですか?と聞かれて、右25.3、左25.6と答えられる方は、殆どいらっしゃらないと思います。
先ずは、足を採寸してみましょう!

足の計測方法は、①足型計測器があるところで測ってもらう。②自分で測る。のいずれかで測ってみて下さい。
②自分で測る方法は、
❶クリアファイルの上にコピー用紙を置きます。
❷ コピー用紙の上に足を置き、ボールペンで足をなぞります。
❸ なぞった足の全長を定規で測れば、足長がわかります。

分かった足長が靴のサイズになります。
日本のサイズは、足の全長が25cmであれば、25cmの足の人が履ける靴をサイズ25cmと記載しています。なので靴のサイズ25cmの内部の全長は、捨て寸(指先の余裕)1〜2cmを含めて26〜27cmになっています。
この捨て寸は、歩く際に指が前後するための余裕です。

これで分かった足のサイズを足掛りに探し始めます。
数多く履いていくと、自分が足は細いのか太いのか、甲高なのか甲が低いのかが分かってきます。
いち早く知りたい方は、こちらの方法で細かい採寸をして下さい。足の特徴が詳細に分かります。

⒋ 靴を選ぶ時は、ここに注目‼︎

①足長±5mmの範囲で選ぶ!
▶︎足が細かったり、太かったりすると、足長に対して±1cmのサイズを履いている方もいらっしゃいますが、これはやめて下さい。
±5mmで合わない場合は諦めて、他のタイプの靴、他のメーカーの靴を探して下さい。
②足の母趾が楽なものを選ぶ!
▶︎これは、小趾(こゆび)が痛くなる原因の殆どは、母趾(おやゆび)のスペース不足が原因だからです。

③かかとの芯=カウンターが硬い靴を選ぶ!
▶︎足のトラブルは、不必要な靴の中での足の動きが原因だからです。
靴の中で足を安定させるためには、カウンターの硬いことです。
カウンターが硬いと、靴と足の相性も分かりやすいので、無駄な買い物をすることもありません。
※これが重要な3点です。加えて、自分の感覚を重要視し、靴販売員さんを味方につけることです。些細なことでもお尋ね下さい。満足いく答えが返ってこなければ、他の店に行くことも大切です。

⒌買った靴を、自分の足に合わせる重要性とは?

市販の靴がピッタリという方は、厳しく見ると1%もいません。
そこで、フィッティング調整で、購入した靴と足を近づける重要性が出てきます。
靴と足を近づけるフィッティング調整のメリットは、

①履いていて楽で疲れにくい。
▶︎靴が疲れるのは、足と靴の相性が悪いからです。
相性をより良くすることで、疲れにくくなります。

②靴が長持ちする。
▶︎靴を長持ちさせるコツは、足との相性の良さです。
相性が悪いと靴に大きな負担をかけることになります。

③姿勢が良くなる。
▶︎姿勢は足元からの積み重ねで決まります。
足元が崩れていれば、崩れることでバランスをとります。足元の改善こそがいい姿勢につながります。

フィッティング調整は、体感しないと分からないこともあるので、一度試してみて下さい。
いい調整ができると、靴の持ちが倍、靴の履き心地も倍、間違いありません。

⒍どうしても、パンプスしか履けない場合の対処法

パンプスしか会社にはいて行けませんという方は、靴と足を可能な限り近づけることです。
フィッティング調整は費用がかかっても欠かせません。
この出費を控えると、踵が抜けるので足が浮腫む!足が疲れる!腰が痛い!等で、別の出費が必要になります。
多くの靴のフィッティング調整をした方を多くみているから、ここは強く言いたいと思います。

まとめ

革靴をかっこよく履く大人になって下さい。
革靴は、適度な衝撃を体に与え、健康にもいいです。
革靴は、お手入れ、修理等のメンテナンスをすると、10年20年も履けるのです。
長いスパンで見れば、靴の価値の捉え方も変わります。
これから末永く、革靴生活を楽しんで下さい。

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