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RIZIN視聴率補完計画

.......と言うことなので、RIZIN視聴率補完計画について3つの案を出していきます。

まぁ普通なら「マッチメイクがどうの」やら「番組編集が」やら、“格闘技の枠の中でのミクロ的な話”をすると想像します。

ですが、私はそこじゃないと思うんですよ。

あくまで「視聴率を取る」と言う焦点にフォーカスした考え方をすれば、そこじゃない。

もっと視点の角度を変えて、常識やら固定概念にとらわれず、“格闘技を外から見たマクロ的な視点”でないと、視聴率を取る、上げると言うところには繋がらない。

皆も年末分かったでしょう。

我々の愛する純粋無垢なドストレートなマッチメイクを並べて勝負したところで、私達の愛する格闘技は世間を振り向かせるのは出来ないと。

だからこそ、世間を振り向かせ視聴率を取ることにフォーカスした案を3つならべます。

最後に3つ目の案は、大勢の大半の方達に理解されないでしょう。正直私も観たくありません。格闘技のパンドラの箱でしょう。

何故なら、道徳的概念とか人道に外れたモノだとは思うからです。

『お前はサイコパスだ!』
『最低』
『ふざけるな』
『頭がイカれてる』
『選手は奴隷じゃない。何だと思ってるんだ』

.......など、ほとんどの方がこう感じるでしょう。

しかし、あくまで「視聴率を取る」という論点に元づいて、思い付いた案です。

では......

補完計画【No.1】 : 判定のジャッジを視聴者にさせて視聴者を巻き込む。

題名の通り、ジャッジの判定の仕事を会場やTVの視聴者にやってもらおうよ。って案です。

例えば、地上波ゴールデンタイムのクイズ番組でよくある『リモコンのdボタンから投票しよう!』とか、『番組HPにアクセスしてどっちが正解か投票しよう!』とかありますよね。

あの要領で、リモコンのdボタンやらRIZINのHPやらフジテレビのHPにアクセスして試合のジャッジを視聴者にやってもらうんです。

視聴者を当事者として巻き込むのですよ。

そうなれば、格闘技に対して感心のないお茶の間の視聴者の意識も変わるはず。

判定結果に対して視聴者の間でSNS上で論争が起こるでしょう。そうやって視聴者も巻き込むのです。

しかし、問題もある。

「判定まで行かないと意味がない。」

なので、地上波ゴールデンタイムで流す試合は比較的、そして意図的に判定までいきやすいマッチメイクをする。

まぁそこはマッチメイカーの腕の見せ所だと、無責任に言います(笑)

試合時間が長い方が数字が取れると言うデータもあります。おそらく、年末の生中継があった試合で朝倉未来が瞬間最高を取ったのはそれもあったのではと。

補完計画【No.2】1日3試合3分×3Rのワンデートーナメントで視聴者に分かりやすく届ける。

お茶の間で家族、会場で格闘技に普段あまり興味ない友人と観てるとこう言われるのです。

『これって、何の試合?』

とか

『あれ?何でこの試合は寝技あるの?』

とか

あぁ.....そりゃそうか、わかんねぇよな。と。
GPの試合やタイトルマッチでない限り。私も『MMAのワンマッチだね。』とか『キックボクシングのスペシャルワンマッチだね。』とか言うしかなく、質問した側は案の定『はぁ......?』となる。

試合のコンセプトがお茶の間の視聴者に届きにくい。

RIZINの地上波中継を観てると、ここに毎回思うのです。

今のRIZINはただ単にワンマッチを垂れ流してるようにしか見えてない。お茶の間には伝わりにくいと。

そこでです。私が前々から提唱してること。

『地上波放送用に用意したキックボクシングのワンデートーナメント放送した方が良くね?』

はい、MMAファン怒るよね。うん、分かる分かる。気持ちは分かるよ。うん。

ですがね、普段格闘技を観ない層は決まってお約束みたいにこういうのです。

『寝技になるとつまらない』

『寝技や組み合いになるとわからない』

と。

うん。また怒るよね?ですがね、客観的に考えて見ましょう。

分からなくて当たり前だし、我々が好きな事をお茶の間に押し付けてはダメなのですよ。

逆にキックだと分かりやすいのです。
3分×3Rで基本攻撃はパンチとキックでシンプルで分かりやすい。
テレビ映えする倒し倒れやKOも生まれやすい。
試合時間も短いから番組の編集もしやすい。
ワンデートーナメント(計7試合)だから2時間の放送枠にパッケージングしてお茶の間に届けやすい。
トーナメントでチャンピオンを決めると言う仕組みもシンプルで届けやすい。

とにかく“分かりやすい”のですよ。

1日3試合のワンデートーナメントはそれこそK-1が発祥ですが、そもそもK-1こそ「TV格闘技」として視聴率を取ることにコミットし、それに基づいて考えてられた競技でありルールなんですよ?

地上波の限られた放送枠でどれだけお茶の間に“分かりやすく”格闘技の魅力を届けられるか?

そこに焦点を当てて考えられた元祖TV格闘技こそ「K-1」だったわけです。

ただし、私も闇雲にK-1のパクリをしろと言ってるのではない。

『RIZINなのに、地上波ゴールデンはキックボクシングを放送なんて邪道だ!』と言うファンの気持ちもまぁ少しは分からなくもない。

では、MMAで3分3Rのワンデートーナメントやれば良いじゃん。

お茶の間受けも狙って、ストライカー中心の面子。
お茶の間に伝わりにくいグラップリングは20~30秒に限定する。
組の展開は、膠着を防ぐ為早めにブレイクさせる。
放送は基本ワンデートーナメント7試合にフォーカスして放送。決勝戦を生中継する。

それこそ朝倉未来を主にしたフェザー級ワンデートーナメントやってみれば良いじゃないですか?
そこで未来をチャンピオンにして泊をつけて、大晦日あたりにアメリカの大物と試合させりゃ。

自信持って断言する。二桁は行かないだろうが、いつものRIZINの中継よりは絶対視聴率上がるはず(相当裏番組が強くなければな)

とにかく、お茶の間に届きやすいようにパッケージングするのだ。

補完計画【No.3】男vs女の試合を組む。

はい。禁断の果実です。パンドラの箱です。常識なんかぶっ壊せです。劇薬です。麻薬です。

皆様、一旦ここで固定概念を捨てましょう。

私がとんでもないこと言ってるのは百も承知だし、ファンから反感買うし、道徳的概念も糞もありません。頭がおかしいし、サイコパスみたいな事をいってるのも百も承知。

『そんなの誰が観るんだよ!』

『格闘ゲームじゃねぇわ。ふざけるな!』

と思うでしょう。

でもね、観るんだよ。みんな。怖いもの見たさに。

かつて、社会現象になった漫画「デスノート」でこんなシーンがありました。

死神リュークが、主人公の夜神ライトがボブ・サップvs曙を観てるところにこう言ったのです。

『人間はおもしれぇな。同じ人間同士が殴りあってるとこみて喜んでるなんてな。』

これを読んだ時、私はハッとしたんですよ。
そうか。そうだよな。異常だよな。確かに煽りVだの番組の演出とか含めて、選手に感情移入し感動だとかしてるが、結局は人が痛め合ってるバイオレンスなもの観て興奮してんだから。人間って異常だわと。。。

かつて、紀元前のローマ・コロッセオでは人と人、或いは人と猛獣が殺しあったり喰われてるところ観て、熱狂して喜んでたんだから。

その人間の異常さ、残酷さに訴えかけ、性別と言った概念を無視したマッチメイクです。

どの競技でも性別に分けますよね?しかし、そんな固定概念一回捨ててしまえと。

もちろん、男と女では仮に体格は同じでも肉体的強さは男の方が勝る。

なので、ルールはナチュラル体重で15kg以上の差を設け、男性選手は打撃を一切禁止。投げ・寝技のみ有り。
女性選手はオールOKにする。などね。

或いは男性選手は打撃OKの代わりにグローブは10オンス。女性選手はヘッドギア着用OK。などね。

ギャビ・ガルシアvs軽量級の男性選手とか。

皆様、改めて言います。あくまでこれは「視聴率を取る」と言うことに着目した案を、合理的に言ったまでです。

私はこんな試合観たくないです。絶対観たくない。

ですが、世間には面白がってみる連中が沢山いるでしょう。

選手は皆やらないと言うでしょう。

世間から、そして、世界から大バッシングを喰らうでしょう。

でもね.........

歴史に名を残せるぞ。

by 不滅の鉄人

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