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手術日当日 2021年9月13日

朝から、携帯の留守電に伝言あり。

出勤前にシャワーに入っていて気が付かず。

聞いてみると、パパからだ。

なんだ?とLINEをしたら、もう済んだと。

この留守電の声、録音そのまま残しておきたいなぁと思いながら、後回しに。

声を失うその日の朝まで、ゴルフのコンペの段どり。

どんだけ、肝が据わってるんだか、楽観的なんだか。

わが親にして、感銘をうける次第。

私の人格形成に大いに影響しているのはたしかな話。

その日の午後、パパの声はこの世からなくなってしまった。

なんてことはない。

声がなくなるだけ。

パパは生きてる。

そう思っても、涙がでてくる。

歳のせいではない。

その声で何度も怒られた

その声で何度も褒められた

その声で何度も勇気がでた

その声で生きるすべを示してくれた

こうやって綴っているだけでも涙があふれてくる。

でも、声は失ったけど、パパは生きている。

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