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makina 67 × Kodak PORTRA 160 120
以上、『Kodak PORTRA 160 120』の1ロール(6×7:10枚)でした。
Kodakらしい淡い黄色、PORTRAらしいきめ細やかな描写、雰囲気を出したい被写体にはもってこいですね。
個人的には、曇天の時に使うと印象的になって好みな色合いになります。
今回は「静寂」をテーマに1本撮ってみました。
プラウベルマキナ67のニッコールレンズのシャープな写り、PORTRAの淡い雰囲気、それが絶妙に混ざり合うと「これぞ!」という写りになるんですけどね。
特に出雲大社の参道の写真、曇天のおかげで遠近感がなくなり、石畳がPORTRAに合っているのか良い雰囲気、全体的に締まった、それでいて柔らかい写真になったのでお気に入りです。
あとは、これぞ中判フィルムの描写力という光の濃淡のグラデーションがたまらないですね。
朝日や夕日のような難しい条件でも、見事に写ってます。だいたい露出測定を失敗してきたのですが、今回は珍しくうまく撮れたと思います。
1本のフィルムで10枚しか撮れませんが、この10枚はデジタルカメラで撮る1000枚分の「意識」が込められています。
10枚しか撮れず、それなりのお金もかかるとなれば、一枚一枚に込める思いが全然違います。
そんな中判フィルムの世界、凶暴な沼ですがどうでしょうか(笑)?
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