PASCAL MARIE DESMARAIS 展示会(エシカル100考、26/100)
マリエさんのブランド、PASCAL MARIE DESMARAISの19AW展示会に行ってきた。
シリアの子供が描いた絵(不敵なスマイリー?)をプリントしたTシャツ、草木染めのタイダイ染め羽織、カメオに使う貝殻と組紐のブレスレット、デニム類など、ポップでちょいグランジでファッショナブル。
インドの、学校に行く風習がない地域の女の子(お金がなくて学校に行けないのではなく、そもそも女子の教育習慣がないので、やや根深い)に、ミシンを買ってもらいオーガニックコットンのTシャツを縫って刺繍してもらって、手に職をつけるとともに10枚売れればミシン代を返せて自立もできるという商品もあり、カラフルなヒンディー語の刺繍が可愛かった。一点物だし。
こういうマイクロファイナンス的な仕組み、いい。
マリエさんが自慢?されてたのがジビエ商品。獣害の元にもなる鹿だけど、肉はジビエ料理として食べられても皮は野生のため傷が多くあまり活用されていない。その皮を丁寧になめして作ったクッションカバーなど。
動物の革はダメ!と教条的にならず、自然のもの自然に使うというやわらかな考えかなと思う。
エシカルだけど、ふんわりナチュラルじゃなく攻めたファッションで、かつ作り手や素材など商品が使い手に届くまでをしっかり付加価値にできているプレミアムな品々は見て触れていて心が浮きたった。
インドのTシャツは結構ほしいと思いました。
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