『GO ETHICAL』、ひさびさのエシカルペイフォワードと、これからのエシカルと(エシカル100考、102/100)
東京の緊急事態宣言はまだ続きますが、エシカルペイフォワードは本日ひさびさに営業をしました。
再開を祝し、『GO ETHICAL』コーディネート。
KEENさんが発売された西表島の自然と文化を守り残すための「US 4 IRIOMOTE」チャリティーグッズに『GO ETHICAL』と書いてあるものを見つけて、これは!!・・・と勢いでTシャツとバッグと水筒を買ってしまったので、3つとも身に着けてご出勤。そして黒崎店長に自慢しました。
やっぱりお店を開けられるのは嬉しい。
1カ月半ぶりにお店に立って思ったのですが、人としゃべり慣れていない!独り暮らしながらもオンラインで日々たくさんの方と話しをしていたのですが、やはり対面で人と話すことは情報処理の方法が異なるので、我ながら接客がぎこちなく感じました。
そして、マスクして接客すると息苦しい!息切れしそうになりました。マスクしてハァハァ苦しそうな店員さんとか、超絶怪しい。。
本格再開に向けて、リハビリや工夫が必要そうです。というか、全世界のマスクして接客している店員さん、ほんとすごい。
さらに嬉しいことに、フェアトレードなどに興味があったものの実際に物を見て、話しを聞いてみないとわからないから、ということで来店してくださった方がいました。
そいういった方たちがオンラインでは伝わらないことに触れられるように、お店があるんだと改めて思いました。
興味津々にお店を見て、話しをした後で、末吉里花さんの『はじめてのエシカル』を買っていってくれました。ここからまた新しい「マイ エシカル」が生まれてくれるんじゃないかと、楽しみです。
コロナにより生活が、経済が、社会が、そして地球環境が変わった後のエシカルが始まります。
「利他的なご自愛」という言葉をずっと考えているのですが、誰かを思いやり、自分を慈しむ行動を世界中の人が共有した後の時代に、エシカルができることは多いはずです。
経済や社会を再設計していくにあたって、そのニューノーマルに通底する基本ルールとしてエシカル要素を潜みこませることを、みんなで努力していく必要もあるかと思います。
さもなければグリーンリカバリーなど砂上の楼閣ですし、人類が直面している課題は急滑降のジェットコースターのように私たちを連れ去るでしょう。
疫病との共存の中で、気候危機による災害にみまわれたらどうなるか。激しい貧富の差が固定化するなかで、ロックダウンが続いたらどうなるか。現実にたやすく起こりえる課題に、モグラ叩きにでも解を出していかないといけない。
エシカルとは、「つながり」と「選択」のこと。
私たち一人ひとりが、世界中&過去と未来の、人や自然とつながっている。共に生きているので、共存のためには「利他」が大切になる。
そして、社会の一員である自分自身を健やかに自律的に保つ「自愛」を通じて、当事者として・解決の一部として暮らすことで、世界中&過去と未来に還元をしていく。
これからの時代にはより求められる、受け入れられてよい考えだと思います。ビジネスにも。
何度か書いてはいるのですが(↓)一度もうちょっとクリアにまとめたい。。
・・・という御託はさておき、エシカルペイフォワードは5月中は様子を見ながら営業し、できれば6月からはまたポップアップを企画していきたいなと思っています。
おしゃれ、特別な時のための「ハレ」のエシカルではなく、おうち時間、日々の暮らしのなかの「ケ」のエシカルを発信してみたいな、、とか考えています。
気づけば2020年の半分が終わってしまいそう(!!!!)ですが、今年はまだまだみなさんと一緒にやるべきことが多そうです。