フカセ釣り マキエシャク ピースガン インプレッション

グリップ

コルクのグリップで握りやすい。滑りにくいので余計な力を入れる必要が無い。好きな形状に削ると使いやすい。

シャフト

おそらく硬め。エサを詰めやすい。バッカン側にプレスボードを装備するかなり緊密に詰まる。

カップ

元デュエル開発の薗田氏が考案したデュエル製のカップ。プラスチックで出来ており、内面に細かい凹凸がある。エサ離れはチタンより若干劣る印象だが、他のカップにはないエサの滑り出しやすさがある。
なお、デュエルはすでにマキエシャクを製造しておらず、このカップ自体も新たに製造されていない。

総評

このヒシャクは振りぬけるマキエシャクである。
一般的にマキエの投入はヒシャクを振り抜くのではなく、途中で止めるようにするよう推奨されている。このようにするとグリップを強く握る必要がある。このため、私は以前掌や前腕の筋肉痛に悩まされていた。
ピースガンを使って平和さんのように振り抜くように投入することで筋肉痛はかなり抑えられるようになった。
印象としては、「遠投用でないマキエを遠投するためのヒシャク」といった感じで、MP酵母等を含む粘り気の強いチヌ用配合(チヌパワースペシャルMPやチヌパワーVSP等)を使用するとエサ離れが極端に悪くなる事がある。マキエの水分を少なめにすることや、マルキユーのオカラだんごを混ぜて粘り気を少なくすることで対処可能。また、あらかじめマキエの空気を抜いておき、カップに詰める際にあまり力を入れないようにするとカップとマキエのこびりつきが抑えられる。
個人的には、この形状のチタン製カップを装備したモデルであれば更に誰にでも合うと思われるが、そのようにすると振りぬき感が悪くなるだろうか。

振りぬく投入に慣れてしまうともう他のマキエシャクは使えない。

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