【GAS】Googleフォームを使ったトレードノートをGoogleカレンダーに表示してみた(その2 日足三原則編)
前回の振り返り
前回GAS(Google Apps Script)を使って、GoogleフォームからGoogleカレンダーに週足の環境認識を表示する方法を記事にしました(詳しくはこちらをご覧ください)
今回は日足の環境認識を行うGoogleフォームの例とカレンダーへの表示方法を紹介します。(イメージはこんな感じです。)
一番左が日曜日で週足が入っていて
月曜日から日足を入れていってます。(データの内容はダミーです)
ちなみに各カレンダーの配色はデフォルトのままにしてますが、好きな色に変更可能です。
今回の記事について
やることは前回の記事と同じ部分が多いので、同じ部分は割愛するので、前回記事をご確認ください。
前回に引き続き、私が監視してる3通貨仕様です(ドル円、ポンド円、ゴールド)
Googleカレンダーの準備
※前回参照
入力フォームの準備
Googleフォームを準備し以下のように項目を設定します。
質問1
今日の日足(ドル円) ラジオボタン
買い
売り
分からない
質問2
今日のシナリオ(ドル円) 段落
質問3~6については同様にポンド円とゴールドで作っていきます
出来上がりはこんな感じです。
※ちなみに大事なこと忘れないように先日スケーターさんがツイートされていた文章を一枚目に入力しました。下の次へボタンを押すと質問に行きます。
※入力しやすいようにセクションで区切ってフォームを作っています。
セクションの入れ方は、質問を作るときの右に出てるやつの
一番下のアイコン(長方形がふたつならんでるやう)を押すと入れられます。
※このアンケートフォームに答えてもデータが私のところに来るだけなのであまり意味はないです。
スプレッドシートの準備
Apps Script の起動
※前回参照
コードの入力
function onFormSubmit(e) {
// フォームの回答を取得
let Name1 = e.values[1];// 今日の環境(ドル円)
let Scenario1 = e.values[2];// 今日の環境(ドル円)
let Name2 = e.values[3];// 今日の環境(ポンド円)
let Scenario2 = e.values[4];// 今日の環境(ポンド円)
let Name3 = e.values[5];// 今日の環境(ゴールド)
let Scenario3 = e.values[6];// 今日の環境(ポンド円)
// カレンダーオブジェクトを取得
let Calendar2 = CalendarApp.getCalendarById("カレンダーID1");
// カレンダーのタイムゾーンを"Asia/Tokyo"に変更する
Calendar2.setTimeZone("Asia/Tokyo");
// カレンダーに日程を追加
Calendar2.createAllDayEvent("【日足】ドル円 " + Name1,new Date(),{description: Scenario1});
// カレンダーオブジェクトを取得
let Calendar1 = CalendarApp.getCalendarById("カレンダーID2");
// カレンダーのタイムゾーンを"Asia/Tokyo"に変更する
Calendar1.setTimeZone("Asia/Tokyo");
// カレンダーに日程を追加
Calendar1.createAllDayEvent("【日足】ポンド円 " + Name2,new Date(),{description: Scenario2});
// カレンダーオブジェクトを取得
let Calendar = CalendarApp.getCalendarById("カレンダーID3");
// カレンダーのタイムゾーンを"Asia/Tokyo"に変更する
Calendar.setTimeZone("Asia/Tokyo");
// カレンダーに日程を追加
Calendar.createAllDayEvent("【日足】ゴールド " + Name3,new Date(),{description: Scenario3});
}
11行、18行、25行のところに「カレンダーID1~3」と書いてある部分に
前回作った各通貨のカレンダーのIDを入力します。
※前回と違うものにしたい場合は、もちろん別にしてもOKです。
確認方法は、Googleカレンダーを開いて左側のマイカレンダーのところに並んでいる対象のカレンダーにマウスを合わせると縦に点が三つ並んでいるところが出ます。
そのなかの「設定と共有」を選びます。
画面が切り替わって左側に「カレンダーの統合」をクリックします。
そうするとそのカレンダーのIDが一番上に表示されるのでコピーしてカレンダーIDを書き換えてください。
※※コードを書いた後は必ず保存してください、自動で保存はされないので保存せずに別のページに飛ぶと作業がきえてしまいます。※※
トリガーの設定
※前回参照
最後に
これで、Googleフォームで日足の環境認識をしてGoogleカレンダーに入力する方法は完成です。
基本的な流れは前回とほぼ同じで、記録する内容を少し変えているだけなので、前回のものをやっていただいた方は、そんなに難しくないと思います。
もしよろしければ使ってみてください。
次回予告
今回日足三原則編でしたが、次回はエントリー入力編をお送りしたいと思います。
これについては結構時間かかって悩んだところなので、ちょっと長くなると思います。
近いうちにだします。
おたのしみに