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永遠なんかないじゃない

清水という人間、無頓着そうでいて、昔からものすごく身の回りの事象に頓着をする。

人生50年くらいの感覚で生きている。その先は惰性か、意地か、頓着か。人生はもう折り返し。

あのスポーツ選手がもう引退か、とか、あの芸能人がもう40か、とか、最近よくある。長かった気もして、これからするすると抜けていくんだろう。ここ3年くらいがすごく早い。

友人に恵まれてきたという自負だけはある。周りにたくさん笑わせてもらって、勇気っていうと違う気もするけど、別に与えたつもりもなさそうな無償の励ましだったり、そばにいて酒飲むだけだったり。本当にお世話になっている。

だからこそ些細なことも含めて全部、思い出として記憶していたい。メモをよく取る。面白かったこと、この人がこんなこと言ってたってこと。留めておきたいと思ってしまう。

この感覚は高校生くらいから芽生え始めたのかな。ものごとっていつか消えるなって。いつか消えるじゃん、ストレージだって運営会社がなくなったら終わりじゃんって思ってたし、写真だって消えたら終わりじゃん、データなんてそうやって無くしてきたよ。高校なんて思い出ばっかなのに携帯に保存してた写真はまるまる残ってないよ。

残す努力を、思い出を刻む努力をしないと。意識しておくことは大事だと思う。でも限界もあるから、旧友と集まって思い出話をするのが好きだ。そんなことあったな、って思い出せる。脳みその共有。形にしとかないとマジで不安だよ。いつ誰に会ったかカレンダーに全部書いてる。忘れてしまうのが怖い。しみったらしいけど、残れって思う。思わせてくれ。そんな自分の存在も、誰かの中で生き続けていますように。

レモンサワーを消費します。