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28歳、海外駐在員をやめました。

掲題の通り、新卒からこれまで約7年勤めてきた会社を辞めて、独立することにしました。

といっても、"お前誰や?"ってなるかと思うので、簡単にいままでの経歴を紹介させてください。

今までの簡単な経歴

2016年: アジアクエスト株式会社にインターンとして、立ち上げ直後のモバイル開発チームに関わる
2017年 - 2019年: アジアクエスト株式会社に入社(新卒2期生)。主にiOSアプリエンジニアを中心に、PMや設計も担当
2019年 - 2023年: インドネシア拠点(PT. AQ Business Consulting Indonesia)に赴任。モバイル開発チームのリーダー、技術的アドバイザーとして現地日系企業のシステム開発をサポート。FlutterやPython,GCPなどの技術領域も対応。


これまで僕自身、Sierの会社として、顧客のビジネスを支援するためにIT技術を活用していましたが、これまでの自分は技術に傾倒していて、どちらかというと『IT技術を使う』ことに重心が寄っていたなと感じています。

アジアクエスト株式会社に在籍していた7年間は、大きな船(たまにはスピードボードに乗り移って)の一員として、たくさんの経験をさせていただき、おかげで今の大きな一歩を踏み出せています。

ジョグジャカルタメンバーとの送迎会
ジャカルタメンバーとの送迎会

『What』『Why』ではなく、『How』に注力する世界で生きてきました。

いつからか、僕自身は、自分自身でやりたいことを達成するためのツールとしてIT技術が必要なだけで、自分自身の内なる『熱』に目を向けたいと考えるようになりました。

そういった背景があって、今回7年間勤めたアジアクエストを卒業して、独立することを決断しました。

アジアクエスト代表桃井さんと

ちなみにアジアクエストの新卒の中では、海外で独立するのが僕が第1号で、いつかあの大きな船と横並びで航海できるようになりたいと想っています。

これから何をしていくのか

Vision: 『人の正欲を助ける』

『正欲』ということばは、朝井リョウさんの小説『正欲』を僕自身の見解として採用しています。

ちなみにもっと正確に言えば、ます『日本とインドネシアを中心とした人の正欲を助ける』が少し抽象度を落とした直近5年間程度のVisionです。

人それぞれが想う正しい欲求は、この世界にありふれているなと僕自身とても感じる場面があります。

その中でも僕自身が正しい(良い)と想う欲求を助けることができることをしていきたいと考えています。

僕自身がインドネシアに来て約5年が経とうとしている中で、僕が想う世界共通の正しい欲求として、いくつかのことが挙げられるかなと思います。
(今後も『正欲』に対しての見解はアップデートされていくことと思います。)

例えば、

  • 健康でいる

  • 家族円満

  • 人とつながる(形は問わず)

  • 居場所がある

そういった僕自身が想う『正欲』を助けることをしていきたいと思っています。

Why: なぜインドネシア(ジョグジャカルタ)?

インドネシアに赴任して約4年のうち、1年をジャカルタ、3年をジョグジャカルタを中心に生活してきました。

世界遺産ボロブドゥールから見る日の出

その中でインドネシア(特にジョグジャカルタ)に恋をしてしまいました。w
(実際、ジョグジャをめちゃくちゃ好きになってしまいました。よりたくさんの人にこのnoteが届いてほしいという理由があって"インドネシア"としてますが、実際はジョグジャカルタにまずは焦点を当てています。)

いやいや、そもそもジョグジャカルタってどんな街?ってなると思うので、詳しくは、こちらの記事を参考にしていただければと思います。

経済・政治の中心であるジャカルタに対し、ジョグジャカルタは、ジャワ島の文化・歴史の中心都市です。

イスラム教が9割近く占める今のインドネシアでも、過去には仏教やヒンドゥー教など他の仏教が占めていた時代も長く、今でも生活の随所にその面影はジャワの文化のなかに見え隠れしています。

世界遺産プランバナン寺院群

このジョグジャカルタという都市は、そういった歴史的背景からも土地の持つエネルギーが感じられる都市です。近隣を含めると世界遺産は2つ存在していたり、世界文化遺産も多くはジャワの文化が関係しているものがたくさんあり、ジャワ原人の起源として足跡が発見された場所も近くの中部ジャワに存在します。

こうした背景が、日本人である私にとっても文化として、馴染みやすく、魅力を感じた一面でした。

そして、現在においても、ジョグジャカルタは学生の街としての一面を持ち、一つの都道府県内に125以上の大学関連施設(日本一の京都府で34)があり、学生や若者の活気が溢れた街になっています。

今でも多くのインドネシアの学生が日本の食文化や漫画・アニメ文化に興味を持っています。

しかし、そんな場所にも関わらず、ジョグジャカルタに住んでいる日本人は約300人程度(うち250人は短期留学の学生)です。

だからこそ、このジョグジャカルタという土地で20代の僕がこれまでのITのバックグラウンドやインドネシア人の妻と協力して、貢献できることがたくさんあると感じ、その使命感を持って、ジョグジャカルタでの独立を決意しました。

Plan: 具体的に何をしていくのか?

  • インドネシア語/日本語学習アプリ『BINTANGO』の機能拡充
    →言語を通した『人とのつながり』を豊かに

  • インドネシアの家族のつながりを豊かにするサービス(※情報非公開)

  • 日本人向けインドネシア情報サイト『ジョグジャランジャラン』の運営
    →『日本とインドネシア/ジョグジャカルタのつながり』を豊かに

  • インドネシアの健康を豊かにするサービス(※情報非公開)

直近のこの先5年間は、上記の領域に特に注力して活動をしていきます。

↓日本人向けインドネシア語学習アプリ『BINTANGO』↓
10,000ダウンロード(公開から2年)
※インドネシア在住日本人は約2万人

↓インドネシア人向け日本語学習アプリ『BINTANGO』↓
25,000ダウンロード(公開から約1年半)

↓ジョグジャカルタ観光ブログ『ジョグジャランジャラン』↓
月間訪問者数: 30,000 (公開から1年)
※日本語によるインドネシア情報サイトNo.1

最後に

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
本日誕生日を迎え、20代最後の年となりました。

なんとなくこういう節目は、"いままで"と"これから"を見つめ直せる機会だと思い、noteに"いま"の想いを綴ってみました。

こういう文章あとになって、見返すと恥ずかしくなったりすのですが……。

↓↓↓少しでも良いなと想っていただけた方は、私の今後の活動をTwitter等で見守っていただけたら嬉しいです。↓↓↓

https://x.com/tpi29?s=20

ちなみに投稿日の今日が29歳の誕生日ですので、インドネシア式に少しでも皆さんに私の幸せをお裾分けできればと想います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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