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満月と重なる中秋の名月
明日、中秋の名月を迎えます。ならば、何故?イブに月出の画像をアップするかと言えば、もしかすると明日は、時間帯によっては満月を愛でることができないかも知れないお天気だと聞いたからです。
秋は(全然秋っぽく無い気温ですが)「女心と秋の空」(現在に至っては、女性蔑視と言われそうな発言ですが)と言われるように、秋雨前線の影響で不安定な天気が予測される時期です。
今日は、南西の風がバンバンに吹いて、雲が吹き飛んだ状態だったので天体の撮影にはウッテつけの状況でした。
最近は、月出の雲状況があまり良くなかったことが影響して、ウサギの影が逆立ち状態が多かったのですが、今日は久しぶりにお辞儀程度のウサギを納めることができました。
私は、広く天体観察をする「スターゲイザー」ではありませんが、局所的に月を愛でる「ムーンゲイザー」です。何故?そのようになったかと言えば、月の満ち欠けが海の潮汐に影響を及ぼしているからです。私たち海の民は月によって海を知り、その影響によって生物の動向を予測します。海の動向はそれだけでは計り知れませんが、月の満ち欠けはデフォルトで海の状況を示してくれます。
サニーとムーニーでは、その示す意味が180度違いますが、サニーの対極的な影響よりも、ムーニーの海に(ある意味で人に)対する局所的な影響の方が、私には響きます。
月は、人にとってあまり良い影響を与えない事例が多いのですが、その影響の理解は海の民にとっては重要です。悪い事例を多く示すのは、多分ですが海の民が少ないこと、あるいは主張しないことが要因だと考えます。
太陽のような膨大なエネルギーをどうにかすることは現状では困難だと考えます。月からの影響を受け止めて、旧暦のような観点で接することで地球環境に対して優しく接することができるようになるのではないでしょうか。