見出し画像

第74回 清水みなと祭り 海上花火大会

先日、8/6(日)に祭りのファイナルを飾る海上花火大会が行われました。

 予報では、不運としか思えないようなタイミングで雨雲が会場周辺を覆っていたので、「こりゃダメかもなぁ〜」と思いながら、研究室の窓から天気をうかがいながら、仕事をしていました。

 撮影場所のロケハンも済ませ、カメラも三脚もスタンバイ状態でしたが、あまりにも悲観的な状況だったので、仕事に集中してしまい花火の音がするまで開始の時間に気がつきませんでした。

 慌てて機材を一式抱えて校舎から出ると、守衛さんがリノベで見晴らしが良くなった8号館前からでも良く見えますよと教えてくれました。
 雨が降ることは間違いが無かったので、いつでも退散できるように、また突然降り出しても良いように、屋根のある場所に機材をセットアップしました。

クレーンのシルエットが印象的

 この花火大会の特徴は、19:30開始から20:30のファイナルまでの1時間で10,000発の花火を打ち上げる「早打ち」になります。なので、バルブ撮影をすることで多くの花火を1カットに収めることができます。
 ただし、それはある程度の風が撮影(見学)する側に対して、後方か上下の方向に吹くことが前提です。この時は、南からの微風があったので、ここからの撮影の条件としては悪くは無かったです。風下からアプローチしてしまうと、スモーク イン ザ ファイアーワークスになってしまいます。

爆煙の移動を考慮しつつ撮影のタイミングを考えます

 雨が降り始めるまでは多少の風があったので煙に邪魔されることなく思い通りの撮影ができましたが、徐々に雨脚が強まり、風が止まってしまうとシャッターチャンスが極端に減ってしまい撮影はおしまいです。

低層連打で大玉以外は爆煙の中です

 実は、時を同じくして日本平の頂上でも花火が打ち上げられていて、私が鑑賞していた場所は、その中間的な位置だったので、左右の花火を楽しむことができました。こんな経験は、ここに生まれて初めてのことだったので、これまでにない贅沢な気持ちにひたることができた花火大会となりました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?