この生き物は?
先月、ダイビング観察を終えて、そろそろエキジットしようかと浅瀬に向かっていると水深3mほどのところで、見慣れないフサフサの握り拳大の塊が波に揺れていました。
初めは、このフサフサが触手に見えたので、動物だと思って写真を撮っていました。観察している内に、触手にしては揺れ方があまりにもフワフワしているので、シャッター速度を上げて撮影した画像を家に戻ってから現像してみると、繊維っぽい質感でした。
SNSにアップして、周辺の反応に期待しましたが、既知の生き物であることは間違いないようで、目撃情報は寄せられましたが、名称までは辿り着きませんでした。
自分なりに仮説を立ててみましたが、なかなかシックりとした考察に至りません。その中でも有力だったのが、他の海藻にシオミドロのような別の海藻が固着して、このような形態になり、さらに何らか(多分、日光などの紫外線)の影響によって脱色したのではないか?というものです。
この海藻が付着して
このようになって、表紙と1枚目の画像のようになったのかと想像したのですが、分岐している状態や毛足の長さ、質感が違うように見えます。
一体、この植物(だと思います)は何でしょうか。
分かり次第、こちらにも加筆させていただいます。
Facebookのコミュニティにある「海の談話室」に画像をアップロードしてご教示を願ったところ「シアノバクテリア」ではないかとの回答を得ましたので、ここにお知らせをいたします。