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Tetsu珈琲
2020年、コロナ禍で外出も制限される中、毎日飲んでいるコーヒーを自分で焙煎できないかと思いつき、手網で少量を焙煎することから始めました。
最初は焦がしたり、生の豆が残っていたりとなかなか上手くいかなかったですね。だんだんコーヒーらしくなってきてから、お試しで職場の人や知り合いに配って味見をしてもらいながら試行錯誤を繰り返してきました。
2022年に釧路へ移住してからは手回しのドラム焙煎器を購入して焙煎量を増やしました。
それと同じタイミングで「港まちベース 946BANYA」のイベントのお手伝いの機会に恵まれ、その際にコーヒーを出してみないかというありがたい声をいただきました。
いつもは家で淹れるくらいだったのが、一気に30杯とか入れることになり、当時は焦りながら懸命にやっていたなと思い出します。
その時に美味しかったという声やお代わりを買ってくれたりとお客さんの声がここまでありがたく、嬉しいものなんだと実感した記憶は消えません。
33年に渡って公務員生活をしてきて、怒られたり感謝されない仕事もやってきた中、お客さんにいい評価をもらうことがモチベーションになるとようやく理解できました。
その後、946BANYAの運営メンバーとなるご縁をいただき、現在は場の管理運営を主に担当しております。これまで培った経験だけでなく、新たな経験にも挑戦しながら前に進む所存です。
運営メンバーになってから焙煎するコーヒーの量は増えていき、昨年から946BANYAでBANYA Cafeを開店してから自家焙煎コーヒーをご提供させていただいています。
ドリップしたものだけでなく、豆の100gや1杯ずつのドリップバッグもご用意しております。
946BANYAはメンバーシップ制で普段はメンバー優先でご利用いただいていますが、Cafeの利用やコーヒー豆を購入される時は中に入っていただいています。入り口のチャイムを鳴らして呼んでもらえればご案内します。
まずは946BANYAでの販売を増やしていきますが、後々は他のお店で置かせていただく、配送のご注文もお受けできるようにしていきます。
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946BANYAは多様な人が行き交う交流スペースです。釧路の街が昔から様々な人たちが行き交った港町ということも重ねながら交流スペースの運営をしています。その場に集った多様な人たちに気に入ってもらえるイメージでブレンドしたのが「946BANYA BLEND」です。コーヒーが苦手な人も飲めるよう浅めの焙煎にしております。おかげさまで、ここのコーヒーは飲めると言ってもらえて来店のたびにオーダーしてもらえるのが嬉しいですね。
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note最初の投稿はコーヒーになりました。946BANYAの運営の仕事以外に、釧路に来てから「哲学カフェ」という対話の場を主催して2年で67回ほど開催したり、東京にいた時代の仲間と哲学や文学の学びの場をオンラインで続けています。また、東京官学支援機構賛助会員と東京美学倶楽部研究員としての活動も続けており、これについても書いていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます!