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最強人類決定戦、イベントカバレージ

さぁ、開幕だ

9/11、抜忍で最強人類決定戦が開催されました。ネットでの拡散もあり事前予約限定24名(キャパMAX)の参加者が集まる催しとなりました。


満員御礼で開催されました。

■イベント概要

最強人類決定戦(以下、決定戦)は定員24名、以下のようなルールで行われました。リンクをご確認ください。

■環境感

使用されたジェネラル

《ウーロ》《百合子》《アニマー》《ラゴモス》《始祖ドラゴン》《ユースリー》《トラシオス》&《テヴェシュ》《ティムナ》&《ダーゴ》《イーシャイ》&《ジェスカ》《イクラ》&《ダーゴ》《ティムナ》&《カマール》《リエール》《コジレック》《ケリク》《大渦の放浪者》《キナン》《ささや》《セフリス》他確認できなかったものも…すいません!

禁止カード下の戦い。
本家神決定戦2日目に残ったジェネラルと、各色代表する1枚を禁止とした全く新しい環境下でした。

平等のため各色1枚ずつとしましたが、緑はよくね?って声もあります。

緑以外の4種類のカードはこの一枚をいかにうまく使うか・止めるかというトピックが統率者戦を支配しました。今回それら最適化されすぎたカードがないことで全ての卓においてミッドなゲームが多く”新鮮”な環境で遊ぶことができたという声を頂きました。

ただこんな制限された環境下でも1killが発生したり、パワフルすぎる動きが発生したりと珍事も起きました。【統率者】のバランス調整は難しい。

【総括】
◇ジェネラルを生かし高速に決着を狙う「ターボ型」が《ヨーグモスの息子、ケリク/K'rrik, Son of Yawgmoth》が震源地となりました。そんな中《始祖ドラゴン/The Ur-Dragon》が《波止場》の無さを乗り超えて大暴れしました。

◇[1G=45分2R]という慣れない形式もあってエクストラターンを迎える卓も散見できました。洗練され過ぎた勝ちパターンがない為ミッドなゲームが続き場が硬直したように思えます。1枚で打破できる、触りにくい領域からのコンボを持つ統率者が勝ち上がりました。

◇明確なメタが存在しなかった為、スタックス系統のデッキはあまり見られず、高マナジェネラルのパワーで押し切られるため勝ち上がるのが難しかった様子。

とりま基本盛り上がってた!

■決勝卓カバレージ

決勝卓に進めたデッキ

決勝戦には高速に《死の国からの脱出》コンボを始めとしたターボ型は強くマークされたように感じました。群雄割拠な中、単純なジェネラルのパワー、多少の妨害に動じない太い動きを出来るデッキが勝ち上がりました。

結果として決勝卓へ残ったのは――

ターンプレイヤー順での掲載。

《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath》
《憎悪の手、ラゴモス/Lagomos, Hand of Hatred》
《大いなる歪み、コジレック/Kozilek, the Great Distortion》
《開闢機関、勝利械/Shorikai, Genesis Engine》
(※主催権限でエキシビジョンとして参加しましたが不評の声もあったので今後自粛します、申し訳ありません。)
※提出して頂いたもの、Twitterで発見できたものをリンクしております。

こちらの4名で決勝戦が行われました。

ゲーム模様(うろ覚え)

決勝戦は予選3回のポイント集計の結果から上位順から開始しました。

■序盤:赤黒の利
序盤は色の利を生かした《ラゴモス》が高速展開、《頭蓋骨締め》と展開しマナとハンドを整えます。初動の遅い3人は最低限の妨害を吐き出しつつ耐えのゲームが展開されます。その間《ウーロ》は《交易路》を着地させカウンター構え、《コジレック》は力をためている、《勝利械》は一度《内なる獣》で砕かれ《スランの発電機》を経由してどうにか立て直します。

ラゴモスのトークンを食べ続ける。

中盤:待ちガイルたちの逆襲
《ラゴモス》は自身の動きを優先しつつも、青構え2人に対し中々踏み込めません。《ウーロ》にカウンターを吐かせつつ、切り崩すためのパイルを探す中《勝利械》からコスト軽減された《約束された終末、エムラクール》でターンを奪われます。十分なマナとハンドから勝利を狙うも《死の国からの脱出》コンボに《精神壊しの罠》で強制ストップ。ハンドとジェネラル、全てを滅茶苦茶にされた《ラゴモス》、カウンターを吐かされた《ウーロ》、未だに力をためる《コジレック》の状態でゲームは進んでいきます。

不意打ちのエムラは恐ろしい。

■終盤:死の国からの逆襲
巨大なクロックと安定したマナ基盤を展開できている《勝利械》優勢でゲームが進んでいく中、終わったと思った《ラゴモス》の盤面にある《頭蓋骨締め》が火を噴き盤面の生物を犠牲に大量のハンドを獲得していきます。ジェネラルすらゲーム外領域、そんな中から《二重詠唱の魔道士》と《双つ身の炎》を揃えコンボが成立します。しかし、それを青の双璧がカウンターで弾き撃沈。そして動き出す《コジレック》からの《約束された終末、エムラクール》。盤面に《エムラ》2体、《交易路》と《浄土からの生命》と《大田原》で耐える《ウーロ》、そして殴り倒される《ラゴモス》とゲームは最終盤へと進んでいきます。

■最後:回り続けた交易路
《大田原》に加え《母聖樹》まで《浄土からの生命》で回るようになった《ウーロ》、目立った動きはないものの確実に盤面に圧力をかけ触りにくい箇所から優位性をにぎっていきます。数回の墓地対策を《計略縛り》で耐え、致命傷を避け動き続けた結果《交易路》と《浄土からの生命》を用いた《神秘の聖域》と《時間のねじれ》による無限ターンが成立します。《勝利械》と《コジレック》が《大田原》を恐れ殴り合ってた結果ゲームは幕を閉じました。

《神秘の聖域》を手札に戻し出しなおすことで、常にトップを《時間のねじれ》に固定。《浄土ある生命》から土地を3枚回収できるのでデッキから引き込むことができる。以下ループ。

第一回最強人類決定戦は《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath》となりました。

触りにくい角度からコンボを決める所が勝因との事でした。

最強人類にはお店から【団結のドミナリア】1Box贈呈、おめでとうございます。そして主催(自分)からの特別賞「おもしろ人類賞」にはプレイヤーからアンケートをとった結果《始祖ドラゴン》、《ヨーグモスの息子、ケリク》にSF2コラボ《Blanka, Ferocious Friend》、《Zangief, the Red Cyclone》を贈呈しました。

記録も記憶も両方刻んだ者たち。


最後に

最強人類決定戦は友人たちの協力もあり、開催されました。改善点を残しつつも、プレイヤーに「楽しかった!」と応援いただきました。

企画から開催、そして開催、初の主催としての運営は予想外のことも多く、周囲にも支えられ学び多き本当に充実した一日となりました。今後お店の人や大会運営スタッフに対し優しくなれるような気がします(笑)。

また、周囲の仲間の好意に甘え身勝手なことをしてしまったのも事実です、そのすべてをここで反省させて頂きたく思います。今後第2回、3回と続けていくに当たり、良かった点は継続し、反省点や改善点は見つけ次第直していけたらと思います。

改めまして参加されたプレイヤーのみなさん、ご参加いただきありがとうございました。また最強人類で殴り合いましょう!

最強人類は一回ごとに皆フラットに戻るシステムです。


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