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【c?EDH】大渦の放浪者[wave pod🌊🐣]のデッキ解説
この記事を書こうと思ったきっかけはこちらから
てつろー3のヴァニファール型をリスペクトして組んだしもっち放浪者から派生してコンボを開花させたエドちゃん3の放浪者をパクったしもっちのをてつろー3が更に調整を進めているPodワンダラーのしもっち型リスト(意味わからん)
— cしもっち (@csimochi) February 5, 2023
これで今日、神を倒しました👀✨https://t.co/yqydJzIREa pic.twitter.com/As4mMokAtZ
自分の名前が出てきて「おっ?」ってなった後結果意味わからんな~ってなった、ならnoteにまとめて整理しよう🌟という運びです。
wave pod🌊🐣ワンダラーとは?
大渦による[続唱/cascade]と[速攻/haste]を与える能力を十二分に生かし生物シナジーで蹂躙する重量級構築。
とりあえずキャストすることがゴールでありスタートなデッキなので初心者から熟練者まで皆楽しむことが出来るデッキです。
色の特性上《悪魔の教示者》のような決まったカードにアクセスすることが難しくドローと大渦による捲れに依存しがちです。勝つ時には想定した決まった盤面と手法で勝ちたい。それを叶えるべく《ヴァニファール》や《出産の殻》を始めとする生物限定サーチを多用することで狙ったカードと盤面の再現性を上げた。これがpodワンダラーとなりす。
※waveは津波のように盤面をさらう様子から、初期型の大渦は《ライオンの瞳のダイアモンド》から《壊滅》《燎原の火》といった無にして戦う戦法が主流でした。
ポッド構築🐣理論
自分のレシピと事の発端のしもっちさんのレシピを張らせて頂き、そこから解説させて頂きます。
https://www.moxfield.com/decks/t7v-gyp7Kk25qatC4dDUtA
同じ理論で構築した2デッキですが大きな違いが多々あります、これは大渦に求めるものの違いからきていると考えます。
周りに介護させて確実に大渦のヒットを致命的にしたい、圧倒的にカウンターに強い構築にした[メルポッド🍳(前者)]、最低限の妨害置物からどうにか自分の動きを再現したい[ウェーブポッド🌊(後者)]、と言ったところでしょうか。
どちらも利(不利)点ありますが共に個々の考えがポッド軸理論から成長し、個性を出した結果となっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1676011100003-2RgpvrSlGO.jpg)
勝利手段🔥
《鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breaker》パッケージ
古のコンボが令和でも使われるとは…、かの昔は[キキジキ徴集兵]など多々ありましたが、流石長年こすられ、アプデがあっただけあって相当スマートなものになっております。最終的にはあらゆる手段を用い《速爪の達人/Nimbleclaw Adept》とのセットを狙います。
![](https://assets.st-note.com/img/1676011598219-kyNuR42E7T.jpg)
ポッドルート🐣
《首席議長ヴァニファール/Prime Speaker Vannifar》を起点にします。
必ず覚えておかなくてはならない点として、アンタップ能力を駆使することで何度でも《ヴァニファール》を使役でき、場に出る生物のコストが①ずつ上がっていきます。その為以下のカードがパッケージとして入っています[通称:エドルート]。
![](https://assets.st-note.com/img/1676012388596-Fn9iVaZSqr.jpg)
[2マナ]
《幻影の像/phantasm image》
《キオーラの追随者/Kiora's Follower》
[3マナ]
《賢い妖術師/Clever Conjurer》
[4マナ]
《ファイレクシアの変型者/phyrexsian metamorph》
最終的に《速爪の達人》を何れかでコピー、《ヴァニファール》に突っ込むとゴールとすることで頭の中で最適化されていきます。このような生物チェインデッキは専用機と呼ばれる理由はゴールまでの道筋が盤面によって毎回変わる事にあります、盤面や墓地にいった生物によって毎回様々なルートを辿る事となります。
コンボの成功率を上げるため、試合中悩まないようするため自分は《騙り者、逆嶋/Sakashima the Impostor》を採用しています。
ウェーブルート🌊🔥
《草分けるアイベックス/Pathbreaker Ibex》を軸にコンボを全て投げ捨てたフィジカルだけで戦うスタイル。津波のような制圧と破壊力が売り、コンボじみた力を誇る。
![](https://assets.st-note.com/img/1676015301577-R9EPP1MiTC.jpg)
《港を滅ぼすもの/Port razer》
自身の戦闘ダメージが通る度に追加の戦闘を行う最大級の蛮族。[トランプル/Trample]とパワーが《アイベックス》により付与去られるため《大渦》とセットで単体パワーが11となります。
当然こんな怪物止めれる生物を皆がコントロールできるわけもなく追加の戦闘により《アイベックス》がさらに付与してくるため《大渦》本体も打点が14→28となり防ぎきれるわけがない。👿🔥
![](https://assets.st-note.com/img/1676014489619-woRsVlhnZk.jpg)
《のたうつ嵐、ザイリス/Xyris, the Writhing Storm》
テキストが長くわかりにくいがシンプルに殴られたプレイヤーと双方パワー分カードが引けると覚えておこう。また通常ドロー以外の全ての対戦相手のドローに対し[1/1]の蛇トークンが誘発されます🐍🐍🐍。
《アイベックス》や《港を滅ぼすもの》を絡めた大量ドロー&展開を目的とし、《時間のねじれ》等に繋ぐことを目標としている。何より単体でもジェネラルとして機能するくらいスペックが高いのが強み。
《イフリートの炎塗り/Efreet Flamepainter》
2段攻撃で攻撃がヒットする度墓地からスペルを無料で拾うことが出来る。最大リターンは《時間のねじれ》系統、仕損じた《異界の進化》や《放逐の風》等大量展開の為使いまわしたいスペルは数知れず。
ポッドルートが物理的に不可と判断した際よく登場します。似たカードで《リーア》も常に採用圏内。ターンを返したら死んだを防ぐため強引にゲームを決める枠。
単体でも《活性の力》を拾ったりなどいい仕事をします。
最後に
このカード《大渦の放浪者/Maelstrom Wanderer》が登場して10年?初出から今日に至るまで愛され続けた統率者の1つである。だからこそ今このタイミングで[俺たちが思う最強のワンダラー]を紹介させて頂きました。
cEDHで通用するかと言われれば『1軍にはなれない』が事実ですが、卓の噛み合い等で勝利をものにすることは可能だと考えており、爆発力は現環境でもトップクラスなのは間違いないです(現にコマサミ決勝でエドさんの大渦と同卓した)。
ジェネラルキャスト前後の隙をどう埋めるかがプレイヤーも構築力、いかにアドリブ利かせて勝利するかがプレイスキル、単純に見えて実は要求されることが多いジェネラルでもあるかなと思います。
兎にも角にも沢山のプレイヤーから愛され続けた《大渦の放浪者》、これからも色んな卓で多種多様な大渦が今日も暴れまわることを期待しています。
宣伝
最強人類決定戦という統率者のLv7~8限定の大会の主催をやらせて頂いてます。次回開催は2023年3月26日となっております。ご興味のある方は是非ご参加ください!ワンダラーくんが元気いっぱいな大会ですよ!🌟