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東京都新宿区 染の里おちあい

新宿は染ものの町だったなんて知らなかった。神田川や妙正寺川の近くで栄えたそうだ。今日は染の里おちあいさんで江戸更紗の体験をした。江戸更紗は鎖国時代にインドから長崎に伝わった更紗をもとに、日本の職人さんがアレンジして各地に伝わり、各地独自の更紗ができあがったとのことです。現在はマイナーな染め方となってしまい、専門に型を作る職人さんはいないとのことでした。
今回は、14枚の型を7色の色で染めていく体験です。位置がズレないように生地に型をのせて、その上から染色液をおくと型の穴のあいた部分だけ生地が染まっていきます。この作業を色を変えながら14回繰り返すと見事な江戸更紗になるわけです。同じ色で別の型を染めるのは、たとえば1つ型でドーナツ型を表現することができない(真ん中がとれてしまう)ので半円づつ2枚の型が必要になるからです。(うまく表現できない、、わかりづらくてすみません、、)
体験者3名が同じ型で染めたのですが、できばえが少しづつ違います。色の量とか生地をこする強さとか型を置く位置とかの微妙な違いが要因とのことですが、ほんと個性がでて面白かったです。私は慎重派なので全体的にちょっと薄いできあがりでした。

多色であざやかに染まるので私の好みにぴったり。貴重な体験となりました。染の里おちあいの皆様ありがとうございました!

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