東京都新宿区 平和祈念展示資料館
平和祈念展示資料館は愛称として「帰還者たちの記憶ミュージアム」という名称がついている。その名前のとおり、終戦から帰還されるまでのあいだの資料が多い。「海外からの引揚げコーナー」「戦後強制抑留コーナー」にある資料を見ると帰還までがいかに困難であったかが強く伝わってくる。
ビデオシアターでは17歳で駆逐艦雪風の乗組員として戦った方の証言映像を見ることができた。「はじめは恐怖。その後それは殺意にかわり引き金をひくことが快感にかわった」。いかに戦争が恐ろしいか、リアルな証言だった。