![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166029715/rectangle_large_type_2_ad590308b21360354269b432a80ebc30.png?width=1200)
OneTabでタブを保存して、Excelで管理する
Google Chromeを使っていると、何を見ていたのか忘れることを恐れ、ついついタブを消さずに放置し、開きすぎてしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734356146-hGgV7kL5t1mSqNjTXR4crsCB.png?width=1200)
タブが増えるとCPUやメモリの使用率も増える上、一個一個のタブが埋もれてしまい、辿ることすらままならない状態になることもあります。そういった事態に対する、個人的な解決法をここに書こうと思います。
OneTabについて
OneTabというブラウザ拡張機能があります。開いていたタブを閉じ、同時に特定のページに保存することのできるとても便利なツールです。導入を完了し、ウインドウ右上の拡張機能欄にあるアイコンをクリックすると、今開いていたウインドウやタブグループが一斉に消え、左に固定されたOneTabのページに保存されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734355458-G0cxAQCvkPpJtNwjXKsO1382.png?width=1200)
一回保存した分を独立したページとして共有したり、既に保存していたページは除外するように設定したりと、細やかな部分で融通を効かせられるのも魅力です。
Chromeには別デバイス上のChromeで開いているページを一括で開く機能もあるので、これとOneTabを組み合わせ、スマホやタブレット等のタブもまとめて管理することができます(アカウントは同じである必要があります)。
![](https://assets.st-note.com/img/1734355432-TVboUSrx7M9DZ0nPEe2CIkfX.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1734358713-zlif80dnCY4JbG7sEVw3BhO1.png)
![](https://assets.st-note.com/img/1734356513-UzGbC1xdMtvo3L0Y8AB5waPn.png?width=1200)
これを繰り返すことで、PCへの負担を減らしつつ、過去見ていたタブを楽にアーカイブすることができます。
OneTabを使いすぎると
OneTabのおかげで、快適にChromeを操作できるようになりました。しかし、その便利さにかまけて濫用していると、このようなことになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1734356366-n2cqJxHNbuF6E5SzYBTL3VQo.png?width=1200)
こうなってしまったOneTabをバックグラウンドで動かしていると、尋常でなく動作が重くなります。50322個あるリンクのすべてをひとつのページで同時に表示しているためです。そもそも負担を抑えることがOneTab導入のひとつの目的だったのに、こうなってしまっては本末転倒です。過度な使用で動作が気になってきた際は、通常時はオフにして、使いたい時に都度オンにするのが良いと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1734355965-M9GsHtlzwxqjOFP5LkDyrQTa.png?width=1200)
Excelで管理する
さすがにここまで来ると動作的にも物量的にも管理しづらくなってくるので、別の管理手段を考えることにしました。
![](https://assets.st-note.com/img/1734356435-1hcUsYJbaPn05xSZTf6lyWDi.png?width=1200)
OneTabで保存したファイルは、テキストにエクスポートすることができます。単なるテキストデータであればPCに負担もかからないし、OneTab自体のバックアップを取っておけるという利点もあるので積極的に使っていくのがいいとは思いますが、このままだとあまり使い勝手が良くないです。
![](https://assets.st-note.com/img/1734356568-tBpvRflWnMozQhybxaXL3drK.png?width=1200)
ここで使うのが、Excelです。xlsx形式で表として保存することで、管理しづらさを解決しようと思います(Googleスプレッドシートなど、同機能を持つ他のサービスでも代用できるかもしれないですが、試していないので分からないです。そういったものを主に使っている場合は、参考にできそうな部分をかいつまんで取り入れてください)。
コピーしてtxtファイルに保存した後、Excelで読み込みます。「すべてのファイル」を選べばtxtも読み込めます。
文字列のどこをセルの区切りとするかを設定するためのウインドウが出てくるので、「その他」を選んで、入力欄に「|」を入れます(OneTabだとページ名とURLの区切りにこれが書かれているため)。
すると、行ごとにページ名とURLが区切られて出力されます。
![](https://assets.st-note.com/img/1734357582-WM0pUe1qRcdmzj39khwAJ8lS.png?width=1200)
txtのまま上書き保存して閉じるとこれらの設定が消えてしまうので、「名前を付けて保存」からxlsxでの保存を忘れないでください。
ページ名にも「|」が含まれている場合は、ページ名が含まれるセルをすべてコピーし、テキストエディタに貼り付けてtxtとして保存し、一旦Excelを閉じてから再起動し(そうしないと前の設定が自動で引き継がれるため)、仕切りを設定せずに再度Excelで読み込み、ページ名がまとめられたセルを元の場所に貼り直せばまとめることができます(もっと上手いやりようがあるのかもしれませんが、これしか思いつかなかったです)。
![](https://assets.st-note.com/img/1734359833-7u1XIrlHLwp6dT9PcZiVveRs.png?width=1200)
それから、頭に列を一つ挿入(「123」や「ABC」と書かれている部分を右クリックすればできます)して各行に表見出しを書けばわかりやすい表になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1734358381-gv7rbiGJ0kS65pHCVEdalwFP.png?width=1200)
「フィルター」を設定することで検索や並び替えなども可能になるので、格段に管理しやすくなります。あとは、枠線を変えたり表見出しを固定させたりHYPERLINK関数でリンクとして機能させたり、各々が使いやすいよう調整してください。
![](https://assets.st-note.com/img/1734358571-0rDIlWo3g125VQf7aOsAT9FB.png?width=1200)
おわりに
最終的にExcelの基礎的な機能についての説明ばかりになってしまいましたが、以上です。仕様が変わったりサービスが終了したりそもそもOSやバージョンなどが違ったり(当記事で写している環境はWindows10です)、細かい部分に食い違いがあるかもしれないですが、今のところはこの方法でどうにかなるのではないかと思います。分かりづらかったら申し訳ないです。
OneTabはWindows/Mac問わず利用できる上、EdgeやFirefoxにも対応しているそうです(自分が今回紹介したようなことがどの環境でも可能かどうかは分からないです。すみません)。そこまでタブを開かない人が使っても多分便利なので、ぜひ使ってみてください。