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【鉄道自分史#13】神戸電鉄押部谷の思い出(1979年12月)
大学時代神戸電鉄の押部谷に友人がいました。その日は、大学の帰り梅田からふと思い立って電話をしてからその友人宅へ行くことにしました。梅田―宝塚間の定期のまま行ったので乗り越し分を払おうと思いましたが、少し足りませんでした。友人の家は駅の近くだったので、駅員さんに事情を言って友人に電話をして不足分を持ってきてもらうことにしました。
その時の会話です。
私「乗り越し分が足りないので友だちの家に電話をして、持ってきてもらうので待ってもらえますか?」
駅員さん「どっから来たんや?友だちの名前は何というん?」
私「大阪から来ました。友だちは○○君です。」
駅員さん「なんや○○か。わしの甥っ子や。遠いとこから来てくれてんな。電話したるわ。」といって電話をしてくれました。
そこで駅員さんの名札を見ると確かに同じ姓でした。
駅員さんの電話「○○か?田中君という友だちが来てるで、乗り越しの不足分〇〇円持って来たってくれ」
私「ありがとうございます、お手数かけました。」
しばらくすると友人が来ました。
友人「おっちゃん、すみません」
と言って、乗り越し分を払ってくれました。
その分は当然駅の金庫に入ります。その後、おじさんは同じ金額+αを自分の財布から友人に渡していました。
駅員さん「これで遠いとこから来てくれた友だちとうまいもんでも食べてこいや」
ローカル線とはいえ、たまたま話しかけた駅員さんが友だちのおじさんで、しかも夕食代まで出していただき感激でした。
翌日はお金を借りて記念に切符を買い、車で池田の大学へ二日酔いで登校しました。
1979年12月9日 神鉄初乗車の思い出です。今ならスマホもあるし、ICカードもあるので考えられないですね。