スティーブ哲の人生いろいろ

その六十九　【越えられない壁】


こんにちは、スティーブ哲(昔のバンド時代のステージネーム)です

幸せでワクワクする人生を送りたい方々、現状を変えたいけれどちょっとの勇気がなくて一歩を踏み出せない方々のお役にに少しでもなれたら、と思って投稿しております

【越えられない壁】

バンド活動時代、知り合いのバンドのライブを
あるライブハウスに見に行きました

もう３０年ぐらい前のことですが

その時に知り合いのバンドのタイバンで
見知らぬバンドのステージを見ました

だいたいアマチュアバンドのライブは
似たようなジャンルのバンドが二つ三つ
出演するのが当たり前です

よっぽど人気のあるバンドなら
ワンマンライブをやりますが

大抵は一つのバンドで
小屋を埋めることは出来ないので
そうなるのです

そしてその見知らぬバンドの
パフォーマンスをみて愕然としました

ものすごいエネルギーとパンチ力を
感じたのです

テクニック的にはたいしたことなかったのですが
どんなに自分が頑張っても越えられないなぁと感じました

そのバンドの後、知り合いのバンドの
パフォーマンスを見ましたが

感じるところがありませんでした

知り合いのバンドもかなりの実力を持っていましたが
前のバンドのインパクトが強すぎて
印象に残らなかったのです

今は、人と比べてはいけない
最大の敵は己自身だ！

などと言ってますが

当時は自分と比べて他のバンドはどうなのか
とかいつも他者と自分を比較していました

そしてその比較基準はテクニックだったのです

自分と比べて上手いか下手か

このバンドは上手い
自分はもっと練習しなきゃなとか

このバンドはたいしたことないなぁとか

自分のバンドでライブをやるたびに
人のライブを見るたびに
そんなことを考えてました

ただ先のバンドのように
自分の努力や頑張りでは
どうやっても【越えられない壁】があることを知りました

数値化出来ない凄さ

この部分で勝負しても絶対にかないません

人には何かしらこういうものが
あるのです

それが何かはわかりませんが

それを見つけて伸ばすことが
自分にとっていい事です

自分にとってそれがなんなのか
よくわかりませんが

結局、心から好きなことやりたい事が
それなのではないでしょうか

これをやったほうが儲かりそうだとか
得をしそうだという基準で選択すると

たとえ上手くいったとしても
心の充実感は味わえません

時を忘れて熱中出来ること
面白いと思うこと
見つけていきましょう

（もちろん、稼ぐこと、儲けることが
それであるならそれに向かうことは
決して悪いことではありません）