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スティーブ哲の人生いろいろ

その七十七 【子供の頃覚えたことが今でも役立っている話】


こんにちは、スティーブ哲(昔のバンド時代のステージネーム)です

幸せでワクワクする人生を送りたい方々、現状を変えたいけれどちょっとの勇気がなくて一歩を踏み出せない方々のお役にに少しでもなれたら、と思って投稿しております

【子供の頃覚えたことが今でも役立っている話】

子供の頃、日曜日の午前中に
”世界の料理ショー”という番組をやってました


イケメンのコメディアン風の男の人が
世界各国の美味しい料理を食べ歩いて


お客さんを入れたスタジオで
食べた料理を再現して


最後に客席からひとりのお客を選んで
試食させるという番組でした


たぶんアメリカの番組だったと思いますが
この番組を兄貴と見るのが楽しみでした



今のように洋食など食べたことがなく
親の作る料理は


鯖の味噌煮、鯵の塩焼き、鰯の煮付け
ほうれん草の胡麻和え、お新香、味噌汁など


純和風のものばかりだったので
(今思うと、身体にいいものばかりですが)


洋食に憧れがあったのです



そしてちょうどその頃
親戚のおばさんから


”外国のお惣菜”という本をもらい

兄貴と二人でその本を見て
よくいろんなものを作りました



実家の両親は家で小さな町工場をやっていて
夕飯はだいたい夜の9時過ぎだったのです


成長期の男の子がそんな時間まで
何も食べずに我慢できる訳がありません


夕方5時ぐらいに兄貴と何か作って
よく食べてました



その”外国のお惣菜”の本に食材で
よくマッシュルーム、生クリーム、バター
というのが出てきました


今ならどこのスーパーに行っても
手に入りますが


当時はなかなか手に入れることが
出来ませんでした


仕方がないので、マッシュルームはしいたけ
生クリームは牛乳、バターはマーガリンで代用しました


それでも初めて口にする洋食は
滅茶苦茶美味しいと感じました


なにしろ、ベーコンだって鯨のベーコン
肉は豚こま、刺身はマグロのぶつ切りしか
食べたことがなかったのです


スパゲッティもナポリタンしか知らなかったので
初めて専門店に行ったとき
料理の種類の多さにビックリしました




その頃の甲斐あって
料理は今でも作ることが億劫ではありません



当時やってたことが半世紀経った今でも
身についている
ということです

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