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経済指標な競馬

2023年の12月に「競馬経済」というタイトルの書籍が出版されました。
競馬のことが経済的な目線で網羅的に書かれた本は意外と少ないものです。

競馬と経済の関係について、
一つの基準としてとらえてもいい本です。
競馬業界におけるあらゆる立場で書かれているため
率直に、バランスのいい本だと感じました。

欲を言うと、
網羅しているだけに平凡さが出てしまうので、情熱が欲しいのです。

調べればわかる数字が並び、
淡々と綴られています。

業界の一当事者がこういった本を書き上げると
何らかの偏った情熱が感じられるものなのですが、
情熱は感じる本ではありませんでした。

本当の競馬経済を読み解くには
定量的な、数値的な情報と
その著者の仮説や趣向との掛け算をしていかなければ
生きた経済を見据えることはできません。


私の目線からは、
それぞれに深堀りできる部分がありますので、
追記していきたいと思います。

2023年の年末の風物詩としてよく耳にする
「有馬記念」ですが、
まずはここに関係するお話から進め行きたいと思います。

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