ゆっくりゆっくり。
1年生との金曜日のきんのたねのじかん。
給食が始まり、5時間授業になって、急いでかんべの里に向かっても15:30は回ってしまう、、
自分らしくいられる時間を。からだと心の動く学びの時間を。
焚き火でおやつも作って、それから森で遊ぼう。
と思って過ごしてきたけれど
ただでさえ、まだ学校の生活にも慣れていないこともあり、金曜日の放課後はかなりつかれている子もいるという現実もみえてきました。
考えた末に、今日はパステルを使った「こすり絵」とお外で人形劇をしてみました。おやつもお母ちゃんが作って行って、強風のため焚き火もなし。
いちど、今までの流れを手放してみました。
パステル画ではいろんな感覚が立ち上がってきます。たとえば触覚〜紙に触れるパステルのさらさらとした感じ。
コットンにつけて紙に擦り込んでいましたが いつの間にか指先や手のひらを使って、夢中でごしごし。
いろんな音もします。茶漉しの上でパステルをくるくると梳る音、粉がそらさらと紙に落ちる音、紙をコットンや手を使って擦る音。
光の黄色ちゃん〜好奇心いっぱいの元気な女の子〜
と、物静かで心優しい青くん〜読書やお絵かきが好き〜
黄色ちゃんと青くんはたくさん遊んで どんどん仲良しになりました。驚くほどどっぷり浸って遊び続ける黄色ちゃんと青くん。
そして、、現れたのは森のいろ。
わたしにはそう見えたけれど、子どもたちはどんなふうに感じたかな。
視覚も開かれていきます。
おやつの後は 人形劇のじかん。
お外での人形劇ははじめての経験です。舞台装置に森のかけらをいただいて チョウチョのきょうだいのおはなし。
ヤモリやカエルと遊んで、かくれんぼして、、あっという間にお帰りのじかん。
来週はどうしよう?
おやつの希望や遊びたいことも浮かんできましたよ。
急がずに、大事に過ごせたらと思う金曜日でした。
帰宅後、お父ちゃんに
「今日すっごくきれいな絵を描いたんだよ!」
と誇らしげに報告している元気な声が聞こえました。
わたしにはなによりのご褒美です。