創世記第三日目
先回に引き続き、水引きの手しごとから
基本のあわじ結びから進んで、梅結びに挑戦しました
お正月を前に、おめでたい水引きのいろを選び、松や千両、万両などを用意して、自由に組み合わせてお正月飾りをつくりました
結びのかたちをつくること~たとえば両腕を胸の前で交わらせるしぐさは太古からのものです
むすびのフォルムを体験することにとても意味がある年頃があるとシュタイナー教育では考えられています
(むすびのフォルム、編み込み文様に夢中だった長女の姿が思い出されます)
太古からの文様にも、たくさんの交差がみられることからも、この動きに特別な意味があることが想像されます
自我が育ちはじめる年頃の子どもたちに、結びの線描からどんな感覚が育まれていくのか、いよいよ次回から線描のなかでも結びのフォルムに取り組みながら考えていきたいと思います
水彩は創世記の第三日(はじめの部分)でした
根源的な世界のはじまりを感じるような色彩体験を続けています
じっくりと色に入りこんでいる様子がまぶしい年の瀬の手と手のじかんでした